『まぼろしの市街戦』
いわゆる「カルト映画」と呼ばれる映画が数ある中で、
この『まぼろしの市街戦』ほどに美しい映画は無いだろう。
(『ある日どこかで』も綺麗だけどね、、、)
1966年にフランスで公開されたが、
当時のフランスの事情もあって評価されなかった。
(『シェルブールの雨傘(’64)』で描かれたアルジェリア戦線の後)
その後、
ベトナム戦争反対運動が盛り上がっていたアメリカで公開されると、
「ヒッピー文化」に支持されてロングラン上映されたと云う。
日本では1967年に劇場公開されたそうだけど、
みかん星人が観たのは1974年のテレビ放送。
その後も東京12チャンネルで何度も放送された。
中学生だったみかん星人にはたいそうな刺激で、
こんなおぢさんになってしまった要因の、間違いない一要素だ。
(当時の東京12チャンネルは、
『モンティーパイソン』とか『世界の料理ショー』とか、
ほんとに悪影響の強い番組が多かったののよね。。。)
この『まぼろしの市街戦』が、いま、
デジタル技術で修復されて、なんと、映画館で上映されている。
DVDは持っているものの、スクリーンでは観た事がない。
と、いうわけで、、、観に行ってきた。
詳しいことは公式で。
東京では今月11月23日まで。
その後各地で上映されるとの事。
さて、「続き」の中で、もう少しだけ書いてみよう。
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