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2017年6月 9日 (金)

『夢から醒めた夢』 @ 自由劇場

自由劇場にかかった『夢から醒めた夢』を観て来た。

今回は劇団四季の公演ではなくて、
「浅利慶太プロデュース公演」となっている。

Img_0203

このブログでも何度か書いてきてるけど、
国産ミュージカルの中で「最も好きな作品」だ。

いや「国産」に限らなくても、
「ミュージカル」という括りが無くても、圧倒的に愛しい作品。

「生死」を扱いながらも起伏に富んだ物語の面白さ。
「善」や「希望」、「約束」という幻想を信じる勇気をくれる力。
まさに「生きていることは素晴らしい」と確信できる。

初日を前にして前売り券は完売してしまったのも、
この作品が、いま、求められているのかと感じる。

この公演で演出が目指したのは、
「作品に味の濃さと深さを与える」ということだそうだ。

冒頭、幕が開くと配達人が立っていて、
いきなり、あの「舞台という夢の空間」のメッセージ。

「そうだった。。。だから劇場に魅せられるんだ」
と、なぜここに居るのかを思い出す。

そこから先、まさに【夢】を観ているように舞台は進む。
装飾の無い、剥き出しで、
直裁にして時にぶっきらぼうな「思い」や「言葉」が届いてくる。
「振付」というよりは「儀式」のような動きがそれに添えられる。

「自分だったらどうだろう」ではなく、
「それは私の言葉だ、思いだ、こたえだ」という思いが重なり、
気が付いたら【光】がそこにあり、飛び立っていた。

「ああ、やっぱり夢をみていたんだな」と、
そう思ってしまう事にも涙してしまう。

 

Img_0207

主演の二人、
衣裳も以前のものに戻ったからか、
なんだか昭和っぽくて可愛かった。

配達人は、時々歌舞伎役者に見えたんだけど(笑)
妙な色が乗っていないのがとっても良かった。

 

ま、ともかく、短期間でも良いので、
年に一度ぐらいは上演してほしいなぁ、、、と、改めて思う。

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