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2017年2月25日 (土)

『ラ・ラ・ランド』 @ IMAX

と、いうわけで、作品賞は逃したものの(笑)
史上最年少での監督賞の他、撮影賞に美術賞、
なによりミュージカルの心臓部・作曲賞と歌曲賞を捕まえたし、
そのうえ主演女優賞まで取った『ラ・ラ・ランド』をIMAXシアターで観た。

Lala2

余談だけど、、、
編集賞を取れるかと思ったけど『ハクソー・リッジ』が受賞。
脚本も良いかと思ったけど『マンチェスター・バイ・ザ・シー』。
逆に、この2本が益々見たくなった。

IMAX(2列目(*^^))でみると、
さすがにフィルム収録らしい粗さや、
ピントの甘さを感じるところがあるものの、
冒頭ではハイウエーにいるように感じられるし、
圧縮されてない音の瑞々しさはとりわけ大きな魅力だ。

さて、
試写会では手に入らなかったパンフレットも手に入れたし、
少し内容に関して書いてみようかな。。。

Lala1

なんといっても冒頭の『Another Day Of Sun』が楽しい。
もう「まさにミュージカル!」という、
現実にはあり得ないシチュエーションなんだけど、
それを実際のハイウエーで撮影してしまったところが良い。

この動画の2分辺りからそのハイウエーの場面。
「ワンショット」のように見えるが、
どうやら4カットでできているらしい(笑)
動画の最後に歓声が上がっているけど、そうだろうなぁ。

この冒頭のシークエンスで、
呼吸を忘れてしまうほどに夢中にさせられてしまう。
特にほとんどの曲が「ワンショット撮影」で撮られているので、
強烈にスクリーンの中の人物へとシンクロしてゆく。

Lala4

おかげで、逆に、細かいカットでつなぐ場面、
例えばプールサイドの場面や、
初めて二人でジャズを聴きに行く場面では、
とても自由に音楽を楽しめる。

ついでなので、
プールサイドで演奏される『Take On Me(1985)』も貼っておこう(笑)

うーむ、、、
3億7千万回も再生されているのか。。。。80年代恐るべし。

閑話休題

フィルムが融けて、二人に火がついて、天文台へ。
互いに「天にものぼる思い」を抱き、時が止まったように思う。
ダンスの始まりの場にある「フーコーの振り子」は、けれど、
ものすごいスピードで地球が自転しているのを証明している。

Lala5

パンフレットの中のインタビューで、
チャゼル監督がこんな事を言っている。

「人は、残りの人生を決定づける人と結びつくことはできるが、
 その結びつきは残りの人生までは続かない」

なんと切なくて、でも美しい事だろう。
互いを大切にするからこそ真剣に関わり、自立もする。

『ラ・ラ・ランド』にどうしようもなく魅了されるのは、
監督のこうした意識があるからなんだろうなぁ。

と、いうわけで、最後に歌曲賞をとったこれを。

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