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2017年1月 7日 (土)

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』

『スター・ウォーズ・シリーズ』の第一作として1977年に公開され、
のちに【新たな希望・A NEW HOPE】という副題がついた映画の、
その10分前までを描いた『ローグ・ワン』を観てきた。

40年前の『A NEW HOPE(EP.4)』の冒頭の字幕に、
「反乱軍スパイは帝国の究極兵器の秘密設計図を奪う事に成功する」
と書いてあるのだが、この『ローグ・ワン』は、
その「反乱軍スパイ」の設計図奪取の活躍を描いている。

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40年前の映画の冒頭の、
このたった一行のエピソードを展開した『ローグ・ワン』。
けどそのニュースを聞いた最初の印象は、
「やっぱりダースベイダーの出るSWを作りたいのかな(笑)」
程度のものだった・・・が、

・・・参った・・・これは圧倒的な134分だ。

この感覚は「面白い」とか「感動的だった」というのとは別で、
「そう!こういうスターウォーズが観たかったんだ!」
という思いに尽きると思う。

このブログとしては、見事な音楽の使い方にも触れておきたい。
『ローグ・ワン』の音楽は、あたかもALWの作品のように構築され、
スター・ウォーズ・シリーズの「愛のテーマ」や「レイア姫のテーマ」が、
「ここぞ」という場面で変奏され響いている。

まだみてない人は、またみかん星人に騙されて欲しい。

最も感嘆するのが、この『ローグ・ワン』のおかげで、
『A NEW HOPE(EP.4)』という作品の印象が激変する点だ。
「よくもまあ、ルークのあのエピソードから作ってくれたなあ」
と、改めてルーカスの物語力の見事さを再認識してしまう。

特に「HOPE:希望」という言葉の持つ重みが、
『ローグ・ワン』のおかげですっかり変わってしまった。

そして、なんとも見事なことに、
「スター・ウォーズ・シリーズ」を全く知らない人にとっても、
この『ローグ・ワン』は最上の入り口となっている。
(その点で『フォースの覚醒』とは大きな違いがある)
また、「旧三部作」と「新三部作」を見事に繋ぐ役目を果たし、
つまりは「続三部作」への期待もさらに大きくなった。

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この『ローグ・ワン』では、
スター・ウォーズで最も重要な【フォース】に関しても、
観る者が「ああ、そうか!」理解できる場面を用意してある。

それはボーディーの、
「正しい道を、勇気をもち、心の声に従って進む」
という言葉だ。

40年前には【理力】と表現されいた「不思議な力」は、
こうして「誰にでも備わっている」と表現されるし、
それは『ローグ・ワン』のとても大きなメッセージでもある。

人々の【フォース】の連鎖の先にだけ「希望」がある。
『ローグ・ワン』は、そういった意味で、
最も「スター・ウォーズ」らしい「スター・ウォーズ」かもしれない。

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コメント

ちょいネタバレ系だけど、、、必見!
https://youtu.be/xMB2sLwz0Do

投稿: みかん星人 | 2017年1月 9日 (月) 午後 08時26分

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