今日の、福井晶一くん、、、満願にございます。
以下、ものすごく久しぶりに、みかん星人が書きます。
『ブロードウェイ・ミュージカルライブ』は、
今年、諸般の事情で初めて観に行った。
そもそもは「ミュージカル・ライブ」ってのはそんなに好きではなく、
行くとしても、今回のように、
登場する俳優をピンポイントで観に行くことになる。
実際、このコンサートも、
「解体されてしまったミュージカルの部品」
を呆然と眺めるという事になったのだけど(笑)
それでも収穫はあった。
なんといっても、御年81歳になられる宝田明先生の、
その見事な歌唱と、強烈なメッセージだ。
過日観たばかりの『南太平洋』の美しい曲は、まさに宝物。
立ち姿の麗しいアンジョルラスで魅了してくれた上原くんの、
エネルギー漲るファントムも美しい。
ぜひとも彼で『オペラ座の怪人』を観てみたい。
で、このコンサートで、もっとも心を揺さぶられたのは、
2幕冒頭でアンサンブルがやる『春のめざめ』の『Totally Fucked』だ。
なにしろ、このアンサンブルには、日本のハンシェン・一和洋輔くんがいて、
メルヒ・パートをぶちかましてくれる、、、のだ・・・
『春のめざめ』といえば、
我ながらいい年をして自由劇場に通いづめたほどの作品で、
このブログでも掘り出したらいっぱい出てくるはず(笑)
結論から言うと、このパフォーマンスは「至極残念」でしかなくて、
結局のところ、あの自由劇場の時間が「奇跡」だったことを再確認した。
いま、『Spring Awakening』はBWに掛かっている。
日本でも、どこかの冒険好きが、斬新にやってくれないかなあ。。。
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