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2014年10月 9日 (木)

『グレース・オブ・モナコ』

10月18日から公開される『グレース・オブ・モナコ』を観てきた。

いつものように、詳しいことは公式で。
それにしても、相変わらず余計な邦題をつけるものだと思う。

予告編はなかなかよくできているし、
これを観ておくと予習ができるので、お勧めしたい。

物語は、大まかには史実を背景にしていて、
登場人物も、概ね、史実通りの行動をしている。
なので、とある歴史の瞬間をとらえた映画として面白い。

しかも、そこにはスパイ映画のような側面もあるし、
もちろん政治駆け引きの緊張感も巧く描かれている。
さらには、
グレースレリー様が「モナコ公妃」へと変身する様子は美しいし、
「女性アーティスト」がどういう存在なのか、とか、
「女性」が社会とどう関わるのか、という女性映画の側面もある。

ともかく、よくできた映画だ。。。だけど・・・

だけど・・・

ニコールキッドマンくんは、
どーしたって、わが麗しのグレースケリー様にはみえない。。。。

「似ても似つかない」とは言わないし、
仕草も、立ち姿も、とある瞬間には「あら、本人?」と(笑)
ときどき思うんだけど、、、でも、残念だけど、違う。

公式ページには、こんな写真があるんだけど、
ね。。。違う処が目立っちゃっているよね(笑)

もう一点、映画に「世界で最も美しく華麗なソプラノ」と称された、
マリアカラス嬢が登場してくる。
彼女は、この映画に登場する頃には絶頂期を過ぎていて、
ギリシャの海運王・オナシスと一緒に過ごしていた。

クライマックスで披露するのがこの曲。

イタリアの作曲家・プッチーニくんが書いた、
喜劇オペラ『ジャンニ・スキッキ』の中の有名なアリア。

あの場で、実際にこの曲を歌ったのかどうかは知らないけど(笑)
歌詞が「死ぬほど好きなの!」という内容で、
(そも『ジャンニ・スキッキ』は財産争いを描いた喜劇だし)
有名な曲を、有名な歌手で、巧い事使ったな、、、と感心した。

ともかく、衣装だけでも観る価値はあるし、
本物のモナコ公国がこの映画に抗議しているという事も含めて、
観て損のない、面白い映画だと思う。

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