メトロポリタン美術館「古代エジプト展 女王と女神」 @ 東京都美術館
今日は、とてもめでたいニュースがあったので、
東京・上野の森で開催されている『女王と女神』展へ駆けつけた。
この美術展には、古代エジプトの美術品収集でも有名な、
ニューヨークの「メトロポリタン美術館」のコレクションの中から、
「女性」をテーマにして選んだ200点が来ていて、
そのすべてが日本初公開という、見逃せない内容だ。
なにしろ、このブログでさんざん取り上げてきた、
ブロードウェイ・ミュージカル『アイーダ』のその最初の場面は、
メトロポリタン美術館をモデルにしてあるというのだから!
以前にも「こんな写真」を張り付けたりした(笑)
そのメトロポリタン美術館からやってきた美術品の中で、
最大の目玉が、ハトシェプスト女王像の頭部だ。
この左の像を見たら、『アイーダ』を観た人は「ああ!」と思うだろう。
そう、このハトシェプスト女王は、アムネリスのモデルになった女王なのだ。
とても堀が深くて、なるほど美しい人。
(ちなみに、赤い服を着た「将軍さま」のモデルは、ラムセス2世との事)
ハトシェプスト女王の時代、
古代エジプトはとても安定し、繁栄していたと考えられている。
それまで周辺国との戦争に明け暮れていたが、それを終わらせ、
貿易と文化交流をもって国を維持し、
エジプトに真の統一をもたらしたのが、ハトシェプスト女王なのだ。
貿易によって得た財産で文化を磨き、
その輝かしく美しい文化をもって、隣国を支配したと言えるのだが、
そうした「輝かしい文化」が、装飾品や化粧道具、楽器などで紹介される。
デザイン、細工の見事さは、まさに必見で、
例えば、蓮の花を模したゴブレットなどは、大胆なデザインながらも繊細で
「これを床に投げつけるなんて、将軍さま、ストレスに弱すぎ!」
と、改めて将軍さまを窘めてしまいたくなるほど(笑)
と、ここで、紫の文字の人にも語ってもらおう・・・・
人生を生きる上で、多少のストレスはつきもの。
でも、少ない方が良いので、
人は、迷いながらも、それぞれの方法でストレスを発散している。
ワラワも日頃のストレスで、めっきり白髪が増えた。。。
ワラワのストレス発散は、ナマの福井晶一くんを堪能すること。
しかし、最近の晶一くんときたら、
たま~にSNSでお友達を作ってるくらいで、どうしているのやら、、、
なので、ワラワのストレスは減るどころか、
かえって、晶一くんがストレスの種になっていた。
しかし、それも来年4月までのようだ。
祝!
・・・ということで、
今夜は、ありし日の将軍さまを思い浮かべながら、
アムちゃんの展覧会へ行ってきた。
で、最初の展示物がアムちゃんの頭部像。
これが、とってもお美しい。
これだけで大満足♪
欲を言えばBGMがほしかったなぁ~
その昔、六本木で、
あっくん将軍さまのトークイベント付きの展覧会があって、
ず~と、ミュージカルの曲が流れていた。
あの空間は、とっても贅沢な空間だったにゃぁ。。。
それはそれとして、今夜はひさしぶりに武闘会の仕度だー!
季節がら、出る、出る、って言って、結局出なかった、
夏のお化け話にはならないように願う。。。
えと、まあ、喜ばしいという事で(笑)
BGMだけど、今宵はとてもお洒落なBGMが、少しだけ聴けた。
中東の伝統楽器『ウード』の演奏会があって、
その音を遠くに聞きながら、ハトシェプスト女王を眺めていた。
(借りなかったが、音声ガイドにはBGMがあるかも・・・流行なので)
今回は、カタログも秀逸だ。
手触りが良く、写真も大きくて、レイアウトも色遣いも良い。
これで2,400円は、ここしばらくないほどの完成度だ。
金曜日は『ウード』の演奏があり、閉館時間も21時まで延長されるので、
ぜひとも「ナイト・ミュージアム」を楽しみに行ってもらいたい。
すくなくとも、アムネリスに涙した人は、行かなければダメです!
そうそう、レストランでは、こんなスイーツも待ってるぞ!
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