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2014年8月14日 (木)

メトロポリタン美術館「古代エジプト展 女王と女神」 @ 東京都美術館

今日は、とてもめでたいニュースがあったので、
東京・上野の森で開催されている『女王と女神』展へ駆けつけた。

この美術展には、古代エジプトの美術品収集でも有名な、
ニューヨークの「メトロポリタン美術館」のコレクションの中から、
「女性」をテーマにして選んだ200点が来ていて、
そのすべてが日本初公開という、見逃せない内容だ。

なにしろ、このブログでさんざん取り上げてきた、
ブロードウェイ・ミュージカル『アイーダ』のその最初の場面は、
メトロポリタン美術館をモデルにしてあるというのだから!
以前にも「こんな写真」を張り付けたりした(笑)

そのメトロポリタン美術館からやってきた美術品の中で、
最大の目玉が、ハトシェプスト女王像の頭部だ。

Img_3762_2

この左の像を見たら、『アイーダ』を観た人は「ああ!」と思うだろう。
そう、このハトシェプスト女王は、アムネリスのモデルになった女王なのだ。
とても堀が深くて、なるほど美しい人。
(ちなみに、赤い服を着た「将軍さま」のモデルは、ラムセス2世との事)

ハトシェプスト女王の時代、
古代エジプトはとても安定し、繁栄していたと考えられている。
それまで周辺国との戦争に明け暮れていたが、それを終わらせ、
貿易と文化交流をもって国を維持し、
エジプトに真の統一をもたらしたのが、ハトシェプスト女王なのだ。

貿易によって得た財産で文化を磨き、
その輝かしく美しい文化をもって、隣国を支配したと言えるのだが、
そうした「輝かしい文化」が、装飾品や化粧道具、楽器などで紹介される。
デザイン、細工の見事さは、まさに必見で、
例えば、蓮の花を模したゴブレットなどは、大胆なデザインながらも繊細で
「これを床に投げつけるなんて、将軍さま、ストレスに弱すぎ!」
と、改めて将軍さまを窘めてしまいたくなるほど(笑)

と、ここで、紫の文字の人にも語ってもらおう・・・・

Img_3775

人生を生きる上で、多少のストレスはつきもの。
でも、少ない方が良いので、
人は、迷いながらも、それぞれの方法でストレスを発散している。

ワラワも日頃のストレスで、めっきり白髪が増えた。。。

ワラワのストレス発散は、ナマの福井晶一くんを堪能すること。
しかし、最近の晶一くんときたら、
たま~にSNSでお友達を作ってるくらいで、どうしているのやら、、、

なので、ワラワのストレスは減るどころか、
かえって、晶一くんがストレスの種になっていた。

しかし、それも来年4月までのようだ。

祝!

・・・ということで、
今夜は、ありし日の将軍さまを思い浮かべながら、
アムちゃんの展覧会へ行ってきた。

で、最初の展示物がアムちゃんの頭部像。
これが、とってもお美しい。
これだけで大満足♪

欲を言えばBGMがほしかったなぁ~
その昔、六本木で、
あっくん将軍さまのトークイベント付きの展覧会があって、
ず~と、ミュージカルの曲が流れていた。
あの空間は、とっても贅沢な空間だったにゃぁ。。。

それはそれとして、今夜はひさしぶりに武闘会の仕度だー!

季節がら、出る、出る、って言って、結局出なかった、
夏のお化け話にはならないように願う。。。

えと、まあ、喜ばしいという事で(笑)

BGMだけど、今宵はとてもお洒落なBGMが、少しだけ聴けた。
中東の伝統楽器『ウード』の演奏会があって、
その音を遠くに聞きながら、ハトシェプスト女王を眺めていた。
 (借りなかったが、音声ガイドにはBGMがあるかも・・・流行なので)

今回は、カタログも秀逸だ。
手触りが良く、写真も大きくて、レイアウトも色遣いも良い。
これで2,400円は、ここしばらくないほどの完成度だ。

金曜日は『ウード』の演奏があり、閉館時間も21時まで延長されるので、
ぜひとも「ナイト・ミュージアム」を楽しみに行ってもらいたい。

すくなくとも、アムネリスに涙した人は、行かなければダメです!

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そうそう、レストランでは、こんなスイーツも待ってるぞ!

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