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2014年7月17日 (木)

『her』

今年のアカデミー賞で、
「美術賞」、「作曲賞」、「歌曲賞」、「作品賞」にノミネートされ、
そして最優秀「オリジナル脚本賞」を受賞した映画『her』を観てきた。

相変わらず、日本の配給会社は愚かな副題をつけているが、
ともかく、この映画のタイトルは『her』で充分であり、
副題などで余計な事を言えば、即ち、作品を壊すばかりだろう。

近未来のロサンゼルスを舞台にしているが、
世界中のどこが舞台でも、Tokyoが舞台でも成立するし、
この物語の本質は、けっして未来にだけあるわけではないと思う。

ともかく、物語については、目新しい部分はない。
過去にも、映画に限らず、何度も何度もモチーフになってきたものだ。
また、観た人が「あれこれ」と語るとしても、
たぶんに、語れば語るほどに、その人が裸になってしまう事だろう。

この映画に関して、安全に取り上げて語れるのは(笑)
まず「音楽」だろう。
オスカー候補になっただけある音楽は、実に美しくて饒舌。
「ああ、こういう使い方があるんだな・・・」
と、そういう意味でも感動的。

みかん星人は「クロース・アップ」を多用した画が嫌いなのだけど、
この映画では、それがまた実に巧く多用されていた。
そういえば『2001年宇宙の旅』も、アップが美しかった。

それにしても、だ。。。
この映画で、最も美しく、魅力的で、破壊的で、凶悪なのは、
人口知能を持ったOSの声を当てたスカーレットヨハンソンだろう。
「そうだろう」という予感で、映画館の最前列で観た(聴いた)のだけど、
 (ちなみに、みかん星人は、基本的に、
  映画館では前から四列目以後には座らない(*^^))

もうほんとに、心臓を鷲掴みにされた2時間で、、、参りましたheart02

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