ミュージカル『シェルブールの雨傘』 製作発表記者会見
東宝が9月に「シアター クリエ」に掛ける作品、
ミュージカル『シェルブールの雨傘』の製作発表に行ってきた。
『シェルブールの雨傘』は1964年に映画として制作されたもので、
それがミュージカル・プレイになり、2009年に日生劇場で上演された。
今回は、小屋をクリエに移して、映画誕生50周年の記念公演となる。
みかん星人は、もちろん映画の『シェルブールの雨傘』を観ている。
高校生の頃に観たのだけど、
それまで「ボーイ・ミーツ・ガール」でハッピーなミュージカルを観ていたので、
この『シェルブールの雨傘』にはとんでもない衝撃を受けた。
けど、その色彩の美しさと、何といってもヒロイン・ジュヌビエールを演じた、
カトリーヌドヌーブの可愛さに圧倒されてしまったものだが・・・
2009年の舞台は見逃しているので、まずは製作発表で弾みをつけて(笑)
登壇したのは・・・
演出・振付の謝珠栄さん。
ギイ役の井上芳雄くんに、ジュヌヴィエーヴ役の野々すみ花さん、
そしてマドレーヌ役の大和田美帆さんの4人。
4人が異口同音に言っていたのが「作品の力」という事。
つまり、奇跡のような映画『シェルブールの雨傘』が描いている、
たとえば、女性の強さや愛の普遍性をそのままに、
音楽の魅力を通じて描き出したいという事だと思う。
特に5年前にもギイ役を演じた井上くんは、
「5年後の僕がどう表現できるのか」
にワクワクしているようだった。
最後には歌唱披露もあったんだけど、これがほんとに難しいというか、
よくもまああんな場所で、あの部分だけ取り出して、歌えるものだ。。。
舞台の情報に関しては公式ページでご覧いただきたい。
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