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2014年1月14日 (火)

『RUSH ラッシュ/プライドと友情』

 あなたの、生涯の1本を塗り替える。

というキャッチコピーが、
かえって観る者に冷静さをもたらしてくれる映画『RUSH』を観てきた。
いつものように詳しい事は公式ページで。
相変わらず、コピーと言い余分な邦題と言い、宣伝が下手過ぎる。

ま、そういった事はともかく、さすがはロンハワード監督。
1秒を1分ぐらいに見せてくれる手腕が冴えてて、
モータースポーツやF1に興味が無くても楽しめる、、、かもしれない。

いや、なにしろ、F1を頂点とするモータースポーツは、
もちろん観るだけだけど、大好きなので、
「そうじゃない人」に、この映画がどう見えるのかはわかりません(笑)

モータースポーツ界に燦然と輝く実在の二人の物語。

もしかしたら「それだけ」で始まった企画なのかもしれないし、
映画を観るまでは、むかーしの『栄光のルマン』みたいに、
レースシーンもそこそこに描いたものかな、、、と思っていたんだけど、
いやいや、どうして、これはほんとに「ヲタク」な映画だ。

なにしろ、ともかく、出てくる車が、どうみても「本物」。
フレームの溶接の感じや、タイヤのデザイン、エンジンの音、
はたまたボデーに書き込まれたドライバーの名前まで。

試写会なのでパンフレットが無いので分からないけど、
公式ページには「コレクターから借りた」などと書いてあるし、
エンドクレジットには、延々と車体メーカーの名前が並んでいたので、
たぶん博物館に置いてある車体なんかも持ち出したのだろう。

それらが、最新のデジタルカメラの前で陽光を浴びて、
当時は考えられなかった「車載カメラ」での映像も交えて、
振動やエンジン・サウンドをスクリーンに叩きつけてくれる。
しかも、ヨッヘンマスがドライブもしたらしい!!
 (最後の某国でのレースでは懐かしい車がいっぱい!!)

正直、少しは知っている物語なので、話なんかどーでもよくて(笑)
ただひたすらレースシーンに釘づけだった。
・・・そういう意味では、もっとレースシーンが欲しいけどね。。。

二日前には『コンダーさんの恋』という舞台を観て、
「実在の人物が集まっておきる『もしかしたら』の物語」
の魅力を楽しんだけれど、この『RUSH』も似たような感じで、
二人がどんな会話を交わし、思いを抱いていたのかの描写は、
やはり面白いし、示唆に富んでいる。

翌日に観た『光にふれる』は、
人と人との運命的な出会いが互いを支え合う物であったのに比べて、
この『RUSH』で描かれる運命の二人は、
互いを「ライバル」と意識することで高め合ってゆくというもので、
ほんとに映画って面白いなーと思ったり(笑)

F1が好きな人は、見て損は無いですよ。

ただ、なるべく前の席で観ましょう、、、話題の吹替え版も選べますし(*^^)

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