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2013年12月18日 (水)

『印象派を越えて点描の画家たち』 @ 国立新美術館

「ゴッホ、カーラから、モンドリアンまで」

という、ちょっと刺激的なコピーが掲げられている、
「クレラー=ミュラー美術館所蔵作品」を中心にした展覧会に行ってきた。

『クレラー=ミュラー美術』はオランダの美術館で、
とりわけゴッホの作品群で有名。
「クレラー=ミュラー」というのはこの美術作品たちを収集した夫婦で、
とくに夫人のヘレーネが学んだ美術に関する教養が軸になっている。

それはつまり「分割主義」とも呼ばれる美術の流れで、
その原点の「点描」と呼ばれる手法が、
研究を重ねるにしたがって「線描」とも言うべき方向を目指してゆくもの。

人の目に映る「色」が、
点と云う刺激から「線」という流れへと移り変わるその中で、
さらに題材においても「象徴性」を備えてゆく絵画がコレクションされている。

さて、六本木のランドマーク・国立新美術館に集められたのは・・・・

この展覧会には、
スーラ、シニャック、ゴッホ、そしてモンドリアンの作品が、
それぞれある程度まとまって集められていて、
とりわけ数少ないスーラの作品をまとめて観られる眼福には恐れ入った。

また、ゴッホを「点描」、「分割主義」としてとらえ、
その延長にある「分割主義」の発展の先にモンドリアンを据えて、
総てを「色を中心に考えたアーティスト」として提示しているのに驚いた。

なるほど、確かにモンドリアンは「大きな点」での「点描」なのか・・・・

美術展が、今までとは少し違う「見せ方」、
というよりも「価値観」を提案していて、なかなか面白かった。

1月からは広島、3月には愛知に行くので、お近くの方は是非!

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