《間奏》 リスト 交響詩『プレリュード(前奏曲)』
「『船に乗れ!』公演記念トークライブ」というのが行われました。
もちろん、紫の文字の人が参加してきましたので、
レポートになってないレポートを。。。
今回は、作品のイベントだから、
必ずしもご贔屓さんが出演するとは限らない。。。
(ここだけの話、けっこうドタキャンする彼なので)
それに、彼がこのイベントに登場したとして、
集まるオーディエンスが、全員、必ずしも彼のことが好きとは限らない。。。
それにしても、先日の中野といい、今回の新宿といい、およそ、福井くんが
寄り付きそうにもない街でのイベントだなぁ~
登場したのは、福井くんと育三郎くん。
主役の登場ということは正当ですね。
そして、演出家と女の子とピアニストで、計5人でした。
ワラワの席からは、育三郎くんは全く拝見できず。
But・・・福井くんのお姿を見つめるにはベストポジション!
ということで、“いい男やなぁ~”と思いながら、ボーっと見つめていました。
演出家による作品解説や、それぞれどんな高校生だったかの話。
今回の作品のお歌も1曲披露。
こりゃ、難しいお歌だわぁ~
だからか、歌い終わった福井くん、気が抜けたみたい。
育三郎くんの問いかけに、裏返った声で返事してた。
相変わらず、わかりやすい♪
さらに、育三郎くんがミスサイゴンから1曲披露。
福井くんは、レミから星たちのお歌を披露。
・・・ということで、めでたし、めでたし。。。
会場では原作本を売っていて、すでにウチにあるけど、
帯が福井くんだったので、読まないけど購入しましたとさ。
さて(笑)
今回は、サトルが2年の時の「発表会」で、
オーケストラの一員として演奏したフランツリストの交響詩『前奏曲』です。
この演奏は、
著者・藤谷治氏が、その高校生時代を過ごした「洗足学園」の、
大学部のビギナーズオーケストラの演奏です。
さて、もそも「交響詩」とはなんでしょう?
そもそもこの「交響詩」という概念自体が、
この曲の作曲者「フランツ リスト」の創始によるものです。
「交響詩」は、すっごく砕いて言ってしまうと、
ミュージカルの幕が開く前に演奏されるオーバーチュアを、
ミュージカル全部を観たかのような印象にすべく編成したものです(笑)
(『ウェストサイド物語』のオーバーチュアの完成版みたいなもの)
リストは、この『前奏曲』を1854年に完成させますが、
フランスの詩人ラマルティーヌの作品を基にしているそうです。
他にも、あのヴィクトルユゴーの詩集を基にした交響詩も書いてます。
交響詩は一つの楽章で出来ていて、途中で止まらないのですが、
この『前奏曲』は、良く聞くと4つのパートから構成されています。
冒頭からの7分ほどは「人生の予感」のようなもので、
やがて登場するホルンが演奏する「愛」に包まれてゆきます。
7分ほどから始まるのが、
舞台では一幕に練習風景として演奏が予定されている『嵐のアレグロ』で、
まさに『船に乗れ!』の中盤を表現しているような部分です。
続く『牧歌的なパストラーレ』は、
原作の中盤後期の導入のような部分となっています。
交響詩『前奏曲』は、
ある意味でこの『船に乗れ!』のテーマにもっとも近い楽曲で、
予定でも、
二幕のオーブニングで「アントラクト・間奏」として演奏されるようです。
耳に馴染ませておきましょう。
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