劇場版『タイム スクープ ハンター』-安土城最後の1日―
待望の『タイムスクープハンター』を観てきた。
詳しい事は公式で。
(あまり、役に立たない公式かもしれないけど・・・・)
あと、この映画のパンフレットも、面白いですよ!
ちゃんと「取材報告書」になっています。
むかーし読んだ『徳川家康』の中では、
「安土城」は、織田家の残党が「敵に渡したくない」との事で燃やした、、、
という事だったような気がするんだけど。。。
ともかく、この映画にとっての「安土城の最後」は、
エンディングロールにあるので、最後まで立たないように。
テレビ番組の中では、視聴者に「語り掛ける」という事は、よくある。
「いま、これを観ている貴方」というのが前提の文化だからね。
だから、例えば、『世界ふしぎ発見』でも、
レポーターの人は「テレビを観ている貴方」に対して語り掛ける。
それは、この『タイムスクープハンター』でも同じで、
番組自体が「普通の人々の生活記録」という形のレポートになっている。
(ちなみに、よく使う「名もなき人々」という言い方は、「雑草」という言葉同じで
けっして上質な言葉では無い。。。。と思う(笑))
で、それが今回、映画の大スクリーンの中でも
「特殊な交渉術で・・・・」
なんて言ってくれるから、ちょっと不思議な感じ。
その「不思議な感じ」は、けれど、ちゃんと逆手に利用していて、
しばらくすると、
このエピソードが「映画」である事を上手く利用している事が分かる。
途中、ちょっと「コント?」とも思える場面もあるけど、
安土桃山時代での「汚れ具合」も素晴らしく、
特に時任くんと嶋田くんの対峙は、
映画らしい緊迫感と、このシリーズならではのリアリティーがある。
テレビで楽しんでいた人は、是非に。
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コメント
結局、杏ちゃんが一番おいしい
投稿: 舞姿 | 2013年9月 9日 (月) 午後 10時38分