パリ猫 ディノの夜
まさに「小粋」なアニメーション映画、『パリ猫 ディノの夜』を観てきた。
去年の、アメリカ・アカデミー賞の長編アニメーション部門に、
「パリ猫の生き方」(原題"Une vie du chat"の直訳)
というタイトルでノミネートされていた作品。
(この時に受賞したのは『ランゴ』でした・・・・ふーん)
もはや東京でしか上映してないようだし、
それも15日で終わってしまうのだけど、
ともかくお薦め! じつに素晴らしい映画だ!
まず、緊張感と優美さに彩られた音楽が素晴らしい。
どことなく『スパイダーマン』の匂いがするのもご愛嬌。
そして、さすがはフランス。
ピカレスク(犯罪・悪徳)がお洒落に、情熱的に描かれていて、
「パリの夜」の匂いや、喧騒までもが聞こえてきそうだ。
そう、このアニメーション映画には、
「匂い」までもが描きこまれていて、
どこか無機質なハリウッド・アニメとの違いを感じる。
とても残念なのは、
この映画のパンフレットが作られてない事。
また、公式ページで事足りている・・・という事か(笑)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント