『ウィキッド』 @ 四季劇場海
前回劇団四季の舞台を観たのは、
２０１２年の８月で、それは『アイーダ』の東京千穐楽だった。
ほぼ１年ぶりで観に行ったのは、『ウィキッド』の初日。
「そんなにハマれない」と何度も書いている割には、
『ウィキッド』には、けっこう縁が深い。
制作発表記者会見から観ているし、『ウィケッド』も観に行った。
さて、初日らしい喧騒の中で、キャストをみると・・・・
たぶん、全員が初見キャスト（笑）
樋口エルフィーは、
前回の公演の時にも登場していたけど、観ていないと思う。
この作品は、実に細かく「コメディー」が織り込まれているので、
樋口さんのような「コメディエンヌ」が似合うと思っていたし、
実際、とげとげしいセリフも、裁縫針ではなくて、剣山的な感じが快感（笑）
苫田グリンダは、とっても可愛いし、
期待していた佐野魔法使いは、如何わしさがキラキラしていた。
残念なのは、、、、カラオケになっていた事。
あのアタックの強いオーケストラが無くて、
生ぬるい・鈍角な・天井の低い音でのパフォーマンスだと、
折角の（素晴らしい）アンサンブルの動きまで鈍重に見えてしまう。
ともかく
ミュージカルが好きな人には、いろいろな仕掛けも楽しいし、
なにより、自分探しなんかしている若い人には、
いろいろなメッセージをくれる作品なので、
観ても損のない作品だと、相変わらず、思った。
とくに２階からの鑑賞をお薦めします。
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