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2013年5月 6日 (月)

『ハッシュパピー バスタブ島の少女』

アカデミー賞関連映画の、ほぼ最終章。

主演の「クヮヴェンジャネ ウォレス」ちゃんが、
「アカデミー賞・主演女優賞」に史上最年少でノミネートされ、
しかも、長編映画に初挑戦で監督賞にもノミネートされ、
つまりは『アルゴ』のベン(アフレック)監督よりも賞賛された、
ベン(ザイドリン)監督の作品『ハッシュパピー バスタブ島の少女』を観てきた。

Hush

 

みかん星人が「苦手」な映画は、
「手持ちカメラ」、「アップ多用」、そして「子役」なんだけど、
見事にそろい踏みした映画でした。。。

言いたいことは分かるんだけど、
「どーしてこういう表現でやるんだろ?」という印象。

危うく船酔いするところでした。。。

で、この映画、最悪なのは「(日本版)予告編」と「邦題」でしょう(笑)

日本版の予告では、
それほど見せ場の無い映画の、その数少ない見せ場が全部使われてる。

比べてみようか・・・・

先ずは、さすがの「オリジナル公式予告編」。
映画のタイトルは『Beasts of the Southern Wild(南部荒野の野獣)』だ。

ここで描かれるのは、映画のテーマそのものである、
「少女は生きていかなきゃならない」というメッセージ。
だから、ちゃんと野獣が描かれて、そしてクライマックスは無い。

一方、『ハッシュパピー バスタブ島の少女』と題されて、
すっかり中身が「親子中心の物語」にされてしまった日本の予告。

どっちが「映画を大切にしているか?」は、ご覧になれば分かるだろう。

ほんとに、今時の配給会社は、へたくそだ・・・
たぶん、映画しか観てない「ヲタク」が作っているんだろうなあ(笑)

ちなみに。。。。少女の名前・ハッシュパピーだけど、
日本では「靴のブランド」で有名だ。

で、そのブランドのサイトに、ハッシュパピーの由来があって、
それがなかなか面白いので、(勝手に)転載させてもらう。

ハッシュパピーというネーミングには、おもしろいエピソードが隠されています。
ある時、新製品の開発を担当していたハッシュパピー初代セールス・マネージャーのジム・ミュア氏が、友人宅で揚げナマズとトウモロコシ粉の生地を小さく丸めて揚げたアメリカ南部の揚げパンの料理「Hush Puppies」の夕食を振舞われました。この料理の名前は、食事中に期待して吠える犬たち(バーキング・ドッグス)を黙らせるために、農民たちが「Hush Puppies!(しっ!子犬(パピー)たち、静かに)」と言いながら、与えたところからきたといいます。
'50年代アメリカでは、ヒリヒリ痛くなった足を俗語で「バーキング・ドッグス」と呼んでいたことから、これがきっかけとなり、ウルバリン社はいくら履いても決して疲れない履き心地のいい靴を「ハッシュパピー」として売り出すことにしたのです。

と、いうわけで、
図らずも「日本の配給会社が映画を壊している」という経験でした。

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コメント

もっとね観客を信頼して映画の一つ一つ
作品を伝えたいって思ったらかわりますよね
なんかこれは…ひどい

投稿: ハイタカ | 2013年5月 7日 (火) 午後 11時18分

ハイタカさん、こめんとありがとう。


観ている時にも「この映画、父ちゃん関係ないなー」と思っていたのですが(笑) 後になってオリジナル予告編観てビックリ&納得ですよ。
「地球の運命を背負った少女の物語」が、「父ちゃんとの大変な日々」に変えられてしまってるんですからね・・・・

まあ、なんにしても、この映画は苦手でしたっ。。。残念っ

投稿: みかん星人 | 2013年5月 8日 (水) 午前 09時28分

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