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2013年3月 2日 (土)

『ウェディング・シンガー』 @ シアター・クリエ

2006年のトニー賞にノミネートされた『ウェディング・シンガー』は、
2008年に日生劇場をウェディング・ホールにし、
2011年には、震災で沈んだ演劇に明るさをもたらした。

それが「ファイナル」を冠して戻ってきた。

Ws1

ほんとは初日に駆け付けたかったのだけど、
諸般の事情で2回目公演の鑑賞となった。

やはり、文句なく楽しい。
(まったく文句がないわけでもないのだけど(笑))

主役の井上くん、ライバルの賢也くん、
可愛い可愛い初風ロージーに、名コンビの新納くん、
5年前の衣装を着られる徳垣さんとちあきさん。
そして、お馴染のアンサンブルとバンドメンバー。

初演の時に感じたのだけど、
この「ありふれた、お気楽(おバカ)な物語」の中に「生きている」ように自然で、
その持てる資質を余裕をもって発揮し、とても楽しんでいる。

そして、今回初めて加わったメンバーも、
その雰囲気の中に見事に溶け込んで、舞台を輝かせていた。

鍵となる「ジュリア」を演じた高橋愛さんは、感情の乗せ方がとても上手い。
歌にも力があるし、ダンスもお見事。
映画のバリモアに近いと思うし、舞台に可愛い華をもたらしてくれたと思う。
特に、カーテンコールで紹介されるときの、
「やり遂げましたよ」的な自信にあふれた雰囲気は美しい。
舞台のベテランに伍している姿は清々しいし、価値がある。

ホリーとサミーの「おバカ・ペア」も素晴らしい。
見事な歌と踊りで魅了してくれる彩吹ホリーは、
「コメディエンヌ」としてジュリアの対局をうまく演じてくれていた。
そして、今回の舞台で、誰よりも魅力的だったのが、
実は劇団四季の研究所出だという吉野くんだ。
サミーが「年齢相応になった事ばかりではなく、
この作品が、どんな背景を持っているのか、
つまり「いつまでこんな事をやっているんだ俺たちは!」という空気を、
じつに見事に表現していたと思う。

さて、東京でもたった26公演しかないこの『ウェディング・シンガー』、
ほんとに毎日でも観に行きたい舞台なのだけれど、
これが「ファイナル」だなんて言わせないためにも、
なんとしても毎日を「大入り」にしたいものだ。
劇場も「毎日当日券を必ず用意します」と言っている。
 (舞台演劇で、当日券を用意しないなんて、本来、論外なんだけどね!)
どうか、この素敵な作品が【再々々演】となるほどに、
楽しむ側も、ちょっとだけでも、努力してみよう!(笑)

前にも書いたけど、今まさに、どうか、
みかん星人に騙されて、シアター・クリエに行ってちょうだい!

追記。。。。。

どの舞台も、映画も「そう」なんだけど、
この『ウェディング・シンガー』は、どんな事があっても、遅刻は厳禁です。
冒頭の5分を見逃したら、全体の9割を観てないのと同じです!

ので、遅くとも、開演の20分前に到着するつもりで行動しましょう。

そして早く着いてしまった場合は、プログラム1,500円とともに、
500円の『ファビュラスローズ』を注文しましょう。
色合いも美しい飲み物だけど、
なにより味が、この作品と実によ~く合っています!お薦め!!

Rose

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