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2013年2月17日 (日)

『テッド』 字幕 & 吹替

日本でも思わぬ集客となっている『テッド』。
もちろん、このブログでも総見してきた!

All

じつにおもしろい映画で、人気の程も理解できる。

なにしろ、あらゆる映画の要素が盛り込まれていて、
まさに「映画の幕の内弁当やー」といったところだろう。

以下、観てない方はご遠慮いただこう(笑)

Line

基本的に「ファンタジー映画」である。
そもそも、テディーベアが喋る、踊る、悪さするというのは、
アニメーション映画でしかありえない事だ。
けれど、それが普通の映画の中で描かれていて、
しかも映画の中でニュースネタとしても扱われて、
これが「周知のファンタジー」であるところが面白い。

その、ニュースネタになった事から始まる「サスペンス映画」も上手い。
危ない親父の登場のさせ方は、いわゆる「ヒッチコックの映画みたい」だ。
しかも、見事な「カーアクション映画」にもなっていて、
ちょっと007みたいだったりもする。

もちろん「青春映画」として作られているので、
主役・ジョンが、『フットルース』のベーコン君に見えたりもする。
そもそもウォールバーグ君ってのは、
『ミニミニ大作戦』で観られるように「でっかい男の子」風情があって、
35歳になっても煙を吸って遅刻するように見えるのも好い。

Toilet

そして、パロディーというか、
映画の歴史にちゃんと立脚している「オマージュ映画」であるのも楽しい。
最高なのは「ダースベイダーのテーマ」だと思うけれど、
(もう一つの着信音はこれ
 それと『インディージョンズ』の隠しテーマも忘れちゃいけない。)
『フラッシュ・ゴードン』というカルトでキッチュな映画を、
そのまま持ち込んでしまうというのも、なんともお見事だ。

それにしても、ノーテンキに終始するかと思ったこの作品が、
最後の最後に涙を誘う程の「ドラマ映画」になっていたのは驚きだ。
(もっとも、それは、日頃からベア達と遊んでいるからかもしれないが・・・)

さて、吹替版と字幕版が公開されているが、
いろんな情報をちゃんと楽しみたかったら、字幕版をお薦めする。
こうした「言葉の面白さ」を楽しむ映画では、
例えば「柔軟剤のコマーシャル」って言葉で済まされるのはつまらない。

もちろん、いつもながらに吹替版も推奨だ。
なにしろ、冒頭のナレーションが「ボスレー」だったりするのだから。

いちばんは、、、両方観ることだね!

Entry

【追記】

途中でジョンが挑戦する「うた」は、『007/オクトパシー('83)』の主題歌。

リタクーリッジが歌った『All time high』という曲でした。

どれぐらい難曲なのか、、、聞いてくださいまし。

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