2012年に観た舞台
『アイーダ』に負けず劣らず観たのが、
「ミラクル☆トレイン」の舞台。
『ミラクル☆トレイン~大江戸線へようこそ~2nd approach』と、
『夜のミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ〜Sweet Dream Express』。
どちらも、もうほんとに楽しくて、美しい舞台だった。
そもそも演劇は「美」を求めに行くわけで、
そういう意味では、最も「演劇らしい」作品と言えるだろう。
また、東京に住む、特に大江戸線をたまに使うものには、
この作品の中に織り込まれる東京の情報も楽しみ。
美しさという点では、宝塚もそう。
グランステージ『JIN-仁-』と、
ショー・ファンタジー『GOLD SPARK!-この一瞬を永遠に-』は、
久しぶりに観た宝塚歌劇だった。
『JIN』は、テレビドラマでハマり、長くマイブームな物語。
宝塚歌劇の演出は「乳がん」を織り込むなどしてなかなか見事。
ただ、この長くて複雑な物語を2時間以内に納めるのはさすがに・・・
これだけを観て理解した人が居たら、さすがはヅカファンといったところ。
一方で、レビューの『ゴールド・スパーク』は、感動の1時間。
生命を扱った『JIN』の後に『オルフェウス』をもってくるなど、
まさに物語好きを刺激する見事な構成だった。
渋谷に新しく生まれた「シアター・オーブ」は今後が楽しみな箱だ。
その杮落しの『ウエスト・サイド・ストーリー』も傑作。
劇場の構造も楽しいし、夜景も美しい。
高く広い空間なのに舞台を近く感じたりと、行くのが楽しみだ。
楽しみと言えば、年に4度のキャラメルボックス。
今年も『容疑者Xの献身』、『アルジャーノンに花束を』、
そして『キャロリング』を観に行けた。
前者二作は原作もので、特に『アルジャーノンに花束を』は懐かしい。
キャラメルの舞台で「物語がダメ」とか「演出がダメ」という事は無い。
その代わり「物語が苦手」とか「演出が合わない」って事はある。
実のところ、ここでの家族を扱った物語が苦手なのでしばらく離れていた。
が、原作ものは安心して観られる(笑)
そして「有川 浩」氏の新作とのコラボ『キャロリング』は、
今までのキャラメルとは違う家族物語で好かった。
さて、2012年に最も楽しませてくれたのは、
かねてより応援している上野聖太くんの活躍でした。
再演なった『オリーブ』。
愉快な(どことなく不条理コメディーな)『さよならは言わないで』。
お父さんとしての存在がますます重く光っていた『アンネ』。
そして傑作ブロードウェイ・ミュージカルの『プロミセス、プロミセス』。
どれも作品としての完成度が高いところが素晴らしく、
我らが上野くんがその中で楽しげに動いて居たことが嬉しい。
とりわけ、『しあわせの歌』での上野くんは、素晴らしいパフォマンス!
物語の完成度も圧倒的で、何度も観たくなる作品。
そして、ダブルキャストでの挑戦が、
上野くんの演技の幅、つまり成熟度を見せつけてくれた。
ぜひとも再演してほしい作品だ。
2013年は、福井くんも新境地となるだろう。
ステージで歌う姿を見られるのは嬉しいけれど、
やはり「演劇」の中での彼を堪能したい。
大いに期待しているので、どんどん弾けてほしいところだ。
そして、上野くん、、、ますます楽しみにしています!
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