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2012年8月11日 (土)

【大人の社会科見学 2】 ヒルズ街育プロジェクト

久しぶりの社会科見学。。。前回は、こちら。

参加したのは、創業53年を迎える森ビル株式会社が主催する、
ヒルズ街育プロジェクト」のひとつ、「”ヒミツ”探検ダイジェストツアー」。

森ビルは、「街づくり」のノウハウを子ども達へ伝えるプロジェクトをしている。
それが「ヒルズ街育プロジェクト」。
プロジェクトは、『環境』、『安全』、『文化』をテーマとして展開される。

今回、この「子ども向けプロジェクト」の大人参加可能バージョンに参加した。
こういう処では、妙に運のいいみかん星人である。。。。

この社会科見学、、、なんといっても、白眉は、これだ。。。

Photo

六本木ヒルズ森タワーの35階にある『巨大都市模型』だ!

『タモリ倶楽部』でも取り上げられて、
「一度は観てみたい」と話題の『巨大都市模型』の見学からスタート。

東京・ニューヨーク(マンハッタン島)・上海の街並みが、
1000分の1の縮尺で、実際の建物の写真を利用して、構築されている。
1000分の1なので、身長1600mmの人が眺めると、
約1500mの上空から眺めているという事になる。

例えば、、、スカイツリーから東京タワーを眺める。。。

Photo_2

こういう感じになるわけだ、、、

同じ縮尺でニューヨークも作られているから、その広さも一目瞭然。

Cp

手前にあるセントラルパークの広さも圧倒的だけれど、
こうしてみると、マンハッタン島のほとんどは、
東京の山手線が描く面積と、とそれほど違わない感じだ。
(だから、マンハッタンでは、短時間に名所を移動できる)

マンカスくんとタガーくんの後ろに「タイムズスクエア」も見える。。。

よく分からない?

Photo_3

これで、どーだ(笑)

せっかくだから、こんな写真も撮ってみた。。。

Mma

意味が分かる人だけ、笑っていただこう。。。。

さて、東京に戻るが、、、このニューヨークと比べる迄も無く、
東京の「下町」と言われる場所は、まだまだ開発の余地があるようにみえる。

Photo_4

では、それは、どんな「開発」であるべきなのだろうか・・・・

「開発」と言うと、高層ビルを建てたり、
車が渋滞無くスムーズに走れる幅の広い道路を作ると思いがちだけど、
本当に必要な事は、
「住みたい、行きたい、過ごしたい」という気持ちになれるか、だろう。

そのためには、安全である事、自然との共生、
そして豊かさを実感できるか、にポイントがあるようだ。

とりわけ、昨今もっとも注目されるのが「安全」だろう。

六本木ヒルズのメインタワーには、もちろん、非常用の備蓄倉庫がある。
その場所は「ひみつ」なのだけど、メイン棟に3か所、
各棟(全11棟だったかな)にも一つずつあるそうで、
全部で10万人分の備えがされているそうだ。

内容は、
5年保管可能の水を始め、マジックライスやレトルト食品で、
それを「入居テナントの関係者」や「居住者」のみならず、
「近隣の住民」、「帰宅困難者」、「来訪者」にも配布する。
実際、昨年の東日本大震災でも、多くの人に配布したそうだ。

また、食品だけでは無く、
簡易トイレ(11万基)、毛布や防寒シートもあるし、
浄水装置やマスク、カイロ、医薬品、そして、オムツや下着もある。
救命のための道具(エンジンカッター等)も用意されてる。

ただ、この「ひみつの保管庫」は、地上に面しているわけではなく、
利用するためには、被災者がいる場所まで物資を運び出す必要がある。
もちろん発電施設もあるけれど、エレベーターは使えない。
 (実際、昨年の震災時には、50階まで往復したそうだ、、、15分で!)

さて、こうした設備も、建物が堅牢でなければ意味が無い。

続いては、ヒルズの一棟、映画館が入っている建物へ移動。
ここは、制振装置があって、それが実にユニークだ。

この建物の屋上には「屋上庭園」があるのだけど、
この庭園が、制振装置の一部になっているのだそうだ。
つまり、
映画館などが入っている建物の上に厚いゴムを介して庭園を浮かせて作り、
地震の時には、その「屋上庭園」かユラユラ揺れる事で、
建物全体の振動を抑えてしまう(相殺する)仕組み。

その「屋上庭園」には、こうして田圃があり、稲が育っていた。

Photo_5

稲穂越しの東京タワーは、なかなか珍しいだろう。

珍しいのは、こうした田圃だけでは無い。
庭園には「小川」が設えられてるのだけれど、
そこには、いまや絶滅危惧種のメダカや、クチボソ、
そしてヤゴやカエルまでもが生息している。
しかも、これらは「人が持ち込んだ」ものではなく、
例えば野鳥などの体に付着したものが棲み付いたのだそうだ。
しかも、「えさ」をやっているわけでもないのに棲み続けてる。
それはつまり、ここに「生態系」が出来上がっている、という事。

こうして、備えをし、工夫をし、
生命が棲み続けらける環境を創り出したとしても、
そこに人々が「魅力」を感じるかどうかは、また別だ。

そこに必要な「魅力」、それを簡単に言うと「文化」という事だろう。

最後は、六本木ヒルズに配された「文化」を見て歩いた。

この社会科見学の集合目印ともなった、蜘蛛のオブジェ『ママン』、
その近くにある、まるで『星の王子さま』に出てくるような『薔薇』、
けやき坂通りにあるベンチ『愛だけを・・・』などが紹介された。

こうして配置された「文化」は、
訪れた人々がそれぞれの「物語」を育むきっかけとなり、
それは語り継がれ、想い出となる。

こうした場所、つまり、
安全で、住み易い環境の中で、物語を育める場所が、
これからの開発に求められることになるのだろう。

森ビルが、こうした街育プロジェクトを展開するのは、とても良い。

先に書いた「ヒルズで10万人分の備蓄」も、
その費用は森ビルが負担しているのだけれど、
もちろん、そうした支出は、ある種のCSRであり、「森ビルのウリ」だ。
こうした企業の行動は、今後むしろ喧伝されるべきだ。

なので、今後も、夏休みに限らず、
こうした『大人のための社会科見学』をどんどん実施してほしいなあ。。。
特に『巨大都市模型』は、お金を払ってでも観たい施設だ。

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コメント

これは見たかったな〜
開発ではなく生きるための街作り
住む人の顔がみえる街を演出できる力が必要なんですね

投稿: ハイタカ | 2012年8月13日 (月) 午後 01時49分

ハイタカさん、、、これ「修学旅行」みたいな形で企画してみせんか?(*^^)

投稿: みかん星人 | 2012年8月14日 (火) 午前 10時02分

イカれたんですね♪あ、変換おかしい(笑)。
今度は首都へ車で目指そうかな…(^_^;)
先日の名古屋は、ポケモンセンター攻略で終わりました。

投稿: yass.y | 2012年8月14日 (火) 午後 06時39分

yass.yさん、てか、大家さん、コメントありがとう。

イッてしまいましたわ。。。

大家さん一家でしたら、ヒルズも迎えてくれるでしょう。
ぜひ、この模型見学、挑戦してください。

ポケモンセンター、、、東京にも(浜松町に)あります!

投稿: みかん星人 | 2012年8月14日 (火) 午後 10時36分

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

投稿: 株の投資 | 2012年8月22日 (水) 午後 04時26分

株の投資さん、、、また遊びにおいで下さるとの事。

ぜひ、どこが魅力的なのか、分析してくださいますか?

投稿: みかん星人 | 2012年8月22日 (水) 午後 08時42分

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