『タイタニック』 3D @ IMAXシアター
同じ映画を、料金を払って複数回観るというのは、
こんなみかん星人だから、無いわけではない。
最も多く見たのが、たぶん、『オペラ座の怪人(2004)』だが、
それまで最多だったのが、この『タイタニック(1997)』だった。
当時は、今ほどに高画質・高音響の映画館は数えるほどしかなくて、
わざわざ、立川のTHX認定映画館にまで観に行ったりもした。
(ちなみに、それは1998年4月15日だった)
それから14年後、タイタニックの海難事故から100年後の今年、
なんと、3D映画として、映画館に戻ってきたのだ。
そもそも、3D映画の先駆者であるキャメロン監督だし、
今回はIMAXシアターでの上映もあるということで、
どうしても観たかったのだが、ようやく、それを叶えてきた。
詳しい事は、いつものように公式ページをご覧いただこう。
上映期間の残りも少ないので、ぜひ、この機会を逃さないで頂きたい。
オリジナルの公開同時、
3時間を超える映画なのに大入りで、興行収入記録を塗り替えたりしたが、
映画そのものに対する評価は、意外と、まちまちだった。
で、みかん星人は、と言うと、何度も観るぐらいだから、大好き。
正直なところ、なぜ否定的な観方ができるのかまったく理解できなかったし、
それは、今日観なおしてみても、揺るがない。
それどころか、この物語は、まさに「今日(こんにち)」に通じる物語であり、
つまりは「日々をどう生きるか」という物語なのだ。
まあ、物語は、人それぞれの好みがあるので、どうでもいいのだが(笑)
今回の目玉、立体化された『タイタニック』について、記録しておこう。
監督自身がインタビューで、
「今回の3D化で、もっとも印象的なのは、船の奥行き感だ」
と答えていたけれど、なるほどと感じた。
助けを求めて迷路のような通路を走り回るローズの、その恐怖が、
延々と続く通路の長さで際立っていた。
奥行きと同時に、高さ、にも魅了された。
メカマニアのキャメロン監督の面目躍如たるエンジン室の天井の高さや、
舷側から後方を眺める辺りで、この船の大きさを、まさに、実感した。
タイタニックの大きさを最も感じたのは、有名な舳先の場面だ。
有名とはいうものの、みかん星人が魅了されたのは、
"I'm king of the world !"の、この場面。
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