今日の、福井晶一くん、、、バックステージは凄いのよ。
な~んか、今日は、、、
時間になりました、ハイ、歌って、踊って、次、ここに立って、、、
って、ただ淡々と順番通りにこなしてたって感じ。
お仕事ですから、、、みたいな。
だから、特に、なんということもなく、フツーの舞台でした。
・・・と、どうやら「普通の舞台」だったようだけれど、
そのあと、『美女と野獣』のバックステージツアーに参加してきた。
これまでも、いくつかの「バックステージ」は参加してきたが、
名にし負う「ディズニーマジック」が掛けられた作品の裏側・・・
「あの仕掛け」や「あの仕組み」を観ることができるかもしれない。
このツアーに用意されていたのは、7つのステージ。
☆舞台監督との質疑応答。
☆音響と照明ブースの見学。
☆舞台の上と、両袖にそれぞれ2か所用意された計5か所の見学場面。
これらを、およそ15名ほどのグループで巡回するツアー!
いままでのどの作品でのイベントでも感じたことだが、
舞台監督さんたちは、概してなかなかに饒舌だ。
適度な質問をすると、けっこう面白くて楽しい答が返ってくる。
BBの舞台監督は木村氏で、
『オペラ座の怪人』や『ライオンキング』の経験もあるそうだ。
スタッフ32名(うち女性が21名)を統率しているとのこと。
いま、夏劇場で使われている道具のいくつかは、初演時からのものだそうで、
しかも「東京・大阪同時公演」だったので、その2つのセットを融合してある。
大阪の劇場に合わせたものは若干小さいそうだけれど、
夏劇場のラストに登場する大道具は、
上手側が東京初演公演から、下手側は大阪初演公演からのものを合わせて、
夏劇場の大きさに合わせているそうだ。
続いては1階の客席後方にある「照明ブース」と「音響卓」。
ここでは、音響さんとの話が印象的だった。
さて、いよいよステージパート。。。
舞台上手の袖には、ベルの家と井戸、
そしてモリースが発明(インベンション)した車を見学できる。
この後舞台の上で観る大道具の全てがそうなのだけど、
ベルの家は、間近で見るととても歪んでいる。
屋根の上にある3連のハートなど、ハートには見えない(笑)
色彩も意外なほどに落ち着いていて、逆に照明の効果を思い知るほどだ。
また、ここでは「吊バトン」の話も聞ける。
劇団四季では、いまもちゃんと手動なのだけれど、
500キロを超える装置を吊るしたバトンの話は、舞台の醍醐味かもしれない。
その後方では「衣装」に関する見学ができた。
200着、500点もある衣装を管理しているのは3人のスタッフだそうだ。
ベルの衣装を間近で見られるし、その意味合いも教えてもらった。
また、BOGに登場する「台所用品」も解説してもらった。
舞台の下手側には、ガストンの酒場と椅子、最後の決闘の場、
そして暖炉、ビーストの椅子とベルのベッドを見学できる。
どれもとてもデフォルメされたものだ。
ここでは、ガストンの酒場で使われる「マグ」に触れて合わせられる。
また、ダルクに手渡される巾着も・・・
下手の溜りには、セットを動かすブースがあって、
まさに、ディズニーマジックの発生源の見学だ。
セットをミリ単位で移動させる仕組みや、進行を管理す仕組みも分かる。
さて、、、もう1か所は、舞台の上。
ここにはとある場面が設定されていた。
ディズニーの作品らしい『隠れ・・・』があるという事だが、
さて、実際に参加して、探していただこう。
今まで経験したバックステージツアーより比較的余裕のあるツアーだし、
なにより「ディズニー」が用意した舞台の裏側を見られる貴重な機会だ。
うーん、、、もう一度見て回りたいなぁ。。。
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コメント
ハイタカさん、コメントありがとう。
BB(『美女と野獣』)の仕掛けなんてね。。。それだけでワクワクでした。
(ちゃんとは見せてもらえませんでしたが、後ろの方には巨大シャンパンの仕掛けもあったり!)
本屋さんのセットは、ほんと、楽しいです。
あの「蔵書」を見られただけでも、行った価値がありました。
ガストンのマグは、私には、異様に軽くて驚きましたわ(*^^)
で、あれで、実際に音を出しているそうですねー。
地方公演用のは「ツアー用」で別のものなのだそうです。
コンパクトになったりするんでしょうねぇ。。。
投稿: みかん星人 | 2011年9月25日 (日) 午後 08時37分
うん!BBのバックステージおもしろいですよね。個人的には、あの本やさんのセットが好きです。ガストンのマグカップが重くてびっくりでした。地方公演とは違うからおもしろいだろうなあ
投稿: ハイタカ | 2011年9月24日 (土) 午後 10時37分