『カーズ2』 立体で字幕!
この夏いちばん楽しみな娯楽映画『カーズ2』に行ってきた。
いつものように、公式ページでいろいろと調べて頂こう。
今回は、立体映画ながらも「字幕」での鑑賞。
東京では数館で上映されているが、なかなか貴重な上映だ。
さて、もちろん面白くて、満足できる作品だったが、
5年前の『カーズ(2006年)』で味わった満足感は、無かった。
理由はいろいろあるし、その理由のいくつかは『カーズ2』の魅力でもある。
例えば、物語の最初の舞台となる「日本」は、
コマ送りで観たいほどに情報の氾濫がすごくて、
まるでTDLの「ピーターパン」に乗っているような面白さがある。
レースに登場してくる「カーズ」たちもそうで、
タイヤをむき出しにしたF-1仕立ての物から、
WRCの匂いがするフランス車まで出てきて、
車好きにとっては、そこを観ているだけでムズムズする。
が、こういった仕掛けは、物語の本質とは別のもので、
そしてやはり、こうした仕掛けが似合うのは「007」シリーズなのだ(笑)
この『カーズ2』は、故に、スパイ映画となっている。
ラセター監督自らがインタビューで答えていたけれど、
この映画は、基本的に、スパイ映画のテイストで作ったそうだ。
もちろん、それとしては大成功している。
主役の二人(2台)マックイーンとメーターのコンビは、
もう実にすばらしい「バディ(相棒)映画」になっているし、
日本、イタリア、イギリスと舞台が移動するのも007的で上手い。
けれど、多くの007映画がそうであるように、
こうした活劇系のスパイ映画に「叙情物語」は難しい。
007の中でも、最近の『カジノロワイヤル』は比較的成功していたけれど、
この『カーズ2』ほどにスリリングでハチャメチャな展開の中で、
「ぼくにとって、君は、かけがえのない友人だ」
という事を伝えるのは、ちょっと無理があると感じた。
そして、なにより大きなポイントなのだけれど、
『カーズ2』の主役は、ライトニング・マックイーンではなくて、メーターなのだ。
それは、エンドクレジットの名前の順番でも明確で、
実は、みかん星人、そのクレジットを観て、ようやく物語が理解できた(笑)
ずーっと、マックイーンが主役だと思って観てしまっていたのだ![]()
が、面白いことに、主役はメーターでありながらも、
この物語で精神的に成長するのは、マックイーンのようにも受け取れる。
メーターも、いろんなことを考え、自省はするものの、
持ち前のおおらかさと云うか、大胆さと云うか、のんき加減で、乗り切ってしまう。
ある意味、いまの世界に一番必要な精神力なのかもしれないけれど、
みかん星人は、こーゆータイプの性格が、どうも苦手だ。
(『ライフ・イズ・ビューティフル』という映画が大嫌いなのも、同じ理由)
さて、先に書くべきだったかと思うが、この映画も音楽が良い。
特に日本の場面で流れる『You might think』は、良い。
なにしろ、オリジナルが「The cars」というバンドで、
そのPVがやたらと面白かったのだ。
(この映画では、Weezerによるカバーが流れる)
声優的にいえば、なんといってもマイケルケインの登場だ。
『カーズ』ではポールニューマンが素晴らしい役どころで、
もう本当に泣きながらクライマックスを観たものだけれど、
『カーズ2』でのケインの役どころも、いかにも英国紳士で、良い。
映画館に、バンブルビーくんが観に来てたので、にらめっこ!
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コメント
字幕で3D・・地元にはないですねぇ~♪
3Dに関しては『字幕酔い』の経験があるので・・
トランスフォーマーも吹替えで見てきました。(笑)
カーズは2Dも吹替えしかないので・・日本語しゃべり倒してもらおうかなって思っています。(^-^;
投稿: taka | 2011年8月 4日 (木) 午後 12時37分
takaさん、コメントありがとう。
アクション映画は「吹き替え」が良いです
ただ、「日本」場面での言葉の多くが「日本語」で流れますので、その違和感というか、不思議さは、字幕でなければ楽しめないとは思いましたよ
感想、楽しみにしています!
投稿: みかん星人 | 2011年8月 5日 (金) 午前 07時17分