平成弐参年 祇園祭 山鉾巡行
さて、どこで観るのか、を迷ってしまうが、
京都の友人にも言われたけど「四条通り」は無理だと思っていた。
「くじ改め」など、面白そうだとは思うけれど(笑)
と、言うわけで、目指したのは「御池通り」。
通りは広いし、南側に居れば陽も当たらないだろうと、、、
で、見つけたのが、京都市役所の向かい側「河原町御池」の交差点。
そこでなら、辻回しの様子も見えるので、陣取ることにした。
待つこと1時間(笑)やってきました、先頭「長刀鉾」。
凄い人が見守るなが、見事に回していきます。
「鉾」と「山」が巡るので、山鉾巡行なのだけれど、
「山」は、けっこう軽快に辻を回る、、、
中には3回まわす山もあったりして、やんややんやの喝采。
これは、その「山」のひとつ「孟宗山」で、
胴懸は平山郁夫画伯の絵を原画とした緞通。
これは、宵山で飾られていた。
宵山では、こうした緞通にまだビニールが掛けられていることがあるが、
この「山鉾巡行」の、しかもこれほどの好天なので、
すべて外されて、直接見ることができる。
この美しい胴懸「獅子図」をもつ「菊水鉾」も、
宵山ではビニールが掛けられていたけれど、こうして見事に観られる。
山車の後ろ側に掛かっているのを「見送(みおくり)」というそうだれど、
この「放下鉾」の見送りは、なんともモダンで可愛い。
「放下鉾」のマスコットは、このフクロウだそうで、
手ぬぐいなども、そのデザインだとのこと。
さて、この「南観音山」が通り過ぎると、山鉾巡行はおしまい。
実は、本当はこの巡行、
「前祭・さきのまつり」と「後祭・あとのまつり」として、
本来は別の日(17日と24日)に巡行されていたものらしい。
「後祭」は、「北観音山」に始まって、この「南観音山」で終わる9台のもの。
1966年から17日に全部の32台が巡行することになったそうだけど、
どうやら、近いうちに、「後祭」が復活するという事になるらしい。
さて、そーなったら、増えるのか、分散するのかわからないけれど(笑)
そもそも、みかん星人だって「曳き初め」を観てしまったのが始まりで、
こうして当日にもわざわざ、福井くんもいないのに、京都に行くのだから、
祇園祭を観られる機会が増えるのは、きっといい事だと思う。
「おまつり」とは、とても平和な狂乱で(笑)
こうして経験すると、やはり素直に「生きてて楽しい」と思う。
さて、つぎは、どのお祭りに行こうかな。。。
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