『赤ずきん』
映画の原題は『Red Riding Hood』で、『赤い乗馬用フード』ってな意味。
公式ページはこちらだけれど、ちょっと重い。
基本的に「サスペンス映画」仕立てなので、内容には触れられない。
もちろん、童話「赤ずきんちゃん」のエピソードが織り込まれていたりして、
「あー、あれって、日本だけのバージョンじゃないのか」
なんて、妙なことに感心したりする(笑)
ヒロインは、この写真でお分かりだろうか?
映画版『マンマ・ミ-ア!』でソフィーだったアマンダサイフリッドちゃん。
エーゲ海での光に満ちた場所も似合うけれど、
薄明かりの中で、目だけが目立つ場面での彼女も、なかなか魅力的。
ついつい「おじょーさん!どーしました!!」と、心配してしまう(笑)
サスペンス仕立てとはいうものの、
『トワイライト~初恋~』で巧い演出を見せたハードウィック監督、
とても綺麗な絵の中に、官能とサスペンスを上手に織り込んでいた。
特に、アマンダの目の表情を映し出すのが実に巧妙。
そして、
久しぶりにサスペンス映画らしい「ハンディカメラの揺れ」が生かされていた。
音楽もいい。
音楽というよりは、音の響きなんだけれど、
まるで、オーストラリアの【ディシュリデュー】とか、
チベットの【ドゥンチェン】のように、いたる場面で響き続ける。
『トワイライト』の世界観にも通じるものがあり、
好きな人には、また新しい快感を得られる1本だ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント