『レ・ミゼラブル』 帝国劇場100周年記念 スペシャル・キャスト
なんと、我ながら呆れたことに、
3時間以上もあるこの『レ・ミゼラブル』、をマチソワしてしまった。
マチネの吉原パルジャンは、消化するのに時間が掛かったけれど、
ソワレのスペシャル・キャストは、身構えることなく受け止めていた。
思えば、この作品、2005年に一度観ていたものの、
あまりに大げさなので、物語にもついてゆけず、消化不良を起こした。
2007年には、上野くんのおかげ(せい)で、通うこととなり、
また、今回のパンフにも掲載されている「20周年」の舞台も観ることができた。
おかげで、この頃には物語もよく解るようになったし、
アニメの『レ・ミゼラブル 少女コゼット』まで全部観てしまって、
腑に落ちない部分もありながら(笑)舞台の醍醐味を感じられるまでになった![]()
2009年にも、やはり上野くんのおかげで観ているが、
この時が、今回のスペシャルでも登場の「今井パルジャン」だ。
このパルジャンは、たぶん、原作のパルジャンに一番近い雰囲気がある。
自分の中の弱さを無視せずに、ちゃんと向き合って行動するパルジャン。
鹿賀ジャベールは、上に書いた「20周年」で観ているのたけど、
あの時よりは、ずーっと真面目に演じていたように思う(笑)
なにしろ2007年の時は、歌ではなく、ほとんど台詞になっていたのだ。
けれど、今回は、見事にメロディーに乗せていたし、
なによりも、法の番人としての威厳がすごかったなぁ。
同じく「20周年」で観ていた斎藤テナルディエは、ほんと、そのもの。
マチネのテナルディエは三波豊和くんだったのだけど、
これは、マチネの配役の中では、もっとも自然な存在だった。
ただ、みかん星人が観た中では、
笹野テナルディエが、夢に出てきそうなほど、不気味で怖かったなぁ。
石川禅くんのマリウスも、以前一度観ているけれど、
今回は、その時にもまして青春していて、とっても好い。
島田エボニーヌも、劇場全体を圧するほどパフォーマンスで、大感激。
さて、、、何度も書いているように、みかん星人にとっての『レ・ミゼラブル』は、
配役の上では、上野くんのプルベールだけが不変だった。
上野くん以外の俳優が、だから、旗を振るところを初めて見たのだけれど・・・
うん、、、上野聖太くんの旗振りは、間違いなく、天下一品だ。
上野くんが振る旗は、少しも留まることなく流麗に流れる。
その理由は、2階から見たときに解ったのだけれど、
ともかく、彼のその工夫と努力によって、
上野プルベールがいた時の革命への情熱は、圧倒的だった。
新しい演出となる『レ・ミゼラブル』のなかでは、
あの象徴の旗は、どのように振られるのか、ちょっと楽しみだったりする。
上野くん、その時は、出てくれるのかなぁ(笑)
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