2009年の8月に上演された『RENT』のあの二人が、また来てくれた。
今回は「ミュージカル・プレイ」ではなく「音楽ライブ」。
公式には、
『アダム・パスカル&アンソニー・ラップ Live in Concert: Japan Tour 2010』
となっているのだが、このライブに関してはA4版のフライヤーがある程度で、
大きなポスターも制作されてないらしい。
なので、なんと、劇場に行っても、今日の演目がなんだかわからない(笑)
劇場に到着してから、
「本当に青山劇場でやるんだよね?」と、
おもむろにチケットで場所の再確認をしてしまった程。。。
アダムくんは、アコースティックなステージを展開してくれる。
グランドピアノと、ドラムを従えて、
彼自らがエレクトリックアップライトベースを演奏しての、
まるでスティングのようなスタイルだ。
その「エレクトリックアップライトベース」が実に妖艶。
赤い小柄なそのボディーが、
真紅のホルターネック・ドレスを纏った女性のようで、
唄いながら、アダムくんは、その女性とダンスをしているようだった。
また、アンソニーくんは、
キーボード、ギター、ベースそしてドラムを従えてのロックスタイルで、
1970年代後半のような、正当で、端正で、堂々とした音楽を聞かせてくれた。
ステージの上で「ふまじめ」なアーティストには出会った事は無い。
どのアーティストも、真剣に音楽に取り組んで、届けてくれる。
しかしながら、このステージでのアンソニーくんの「真剣さ、丁寧さ」は別格。
一つ一つの音に思いを込めて、正確な演技をするように音楽を紡いでいた。
それは、彼が、まさに「No day but today」を体現しているからだと思う。
「いま、この瞬間に最善を・・・」の意識が、あの音楽に表れている。
多くの曲を、この夜、初めて聞いたにも関わらず、
どの曲にも、もちろんアダムくんでも、ドラマを感じられた。
詞も理解できないのに、彼らが伝えたい思いが、伝わってきた。
こんな素晴らしいライブを聴けて、本当に嬉しかった。
それに、ちょっと内容に踏み込むけど、
彼らと一緒に、あの曲を大声で唄える機会なんて、もう無いと思う。
(まあ、大成功で、来年も来てくれれば、まだまだ可能だけれど(笑))
まだ20日・21日・22日と3つもステージか残っているので、
もし「ミュージカルが好き」なのに「迷っている」のであれば、
またしても、みかん星人に騙されて、彼らに会いに行ってほしい。
「ミュージカル」の一つの美しい原点が、そこには在る。
さて、続いては、若干ネタバレしつつも、
紫の文字の人からのメッセージがあります。。。衝撃の写真もっ。。。
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