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2010年11月 3日 (水)

『男達の-UTAGE-ver.2 White』

いま読んでいる本が分厚くなかなか進まないので、
美味しいサンドイッチを楽しみながら読もうと思い、早めに到着。

Signboard

「アート・カフェ・フレンズ」というのは、ライブ会場にもなる場所ですが、
こういった楽しみもある、実に素敵な場所。
ちなみに、オーダーした「シェフの気まぐれサンドイッチ」は、
旨みが濃厚なチキンハムとマッシュルームのソースがたまらない逸品。
これを白ワイン(たぶんシャルドネ)で食べるランチは、文句なし。

あと、グラタンもお薦め(笑)

Gratin

さて、、、
瀧澤くんがこのお洒落なお店のステージに立つのは、これで3回目。
『男達のUTAGE』シリーズとしては2回目だけど、
フライヤーもチケットも、そして配られたプログラムもかなり贅沢。
なかなか素晴らしいサポーターがついてくれたようで、安心安心。

昼の部は「White」という名称。
まずは、伴奏の佐々木憲くんがアコーディオンで迎えて、
瀧澤行則くん、赤瀬賢二くん、秋月新也くん、森山 純くん、大越 陽くんが登場。
昼の部には、イケ面・澤井秀幸くんはお休み。

先ずは全員による『Be Our Guest』でスタート。
スタートの合図は瀧澤くんの指パッチン(笑)(フィンガー・スナップね)
ああいうのを、ちゃんと決められるのって、さすがは俳優ってところかな。

そのまま全員が残って、続いては、赤瀬くんの『Me(ひとりよがり)』。
『BOG』に続いて『美女と野獣』から、ガストンのプロポーズ・ナンバーだ。
赤瀬くんのガストンは、かなり力強くて楽しいが、
ベルを担当したほかの4人の「男達」が妙におかしかった。

『美女と野獣』には広島でデビューしたという赤瀬さん。
その同じ舞台の稽古には参加したものの、他の舞台に行かされて、
舞台へのデビューは半年後の静岡BBになったのが瀧澤くん。
続いては、その瀧澤くんによる、同じ『美女と野獣』から『愛せぬならば』。
前半の繊細さはともかくも、後半のクレッシェンド感がなかなか。
ラストのロングトーンは、こっちが息苦しくなるほど素晴らしかった。

続いては、瀧澤くんと高校(関東国際高等学校)から一緒の森山くん。
高校の思い出や、瀧澤くんの恋愛スタイルのお話のあと、
ミュージカル・ジキルとハイドから『時が来た』。
この曲は、前回に大越くんのパフォーマンスがすごかったが、
森山くんは原語(英語)で挑戦・・・つまり『This is the Moment
原語で歌うと、やはり音符と言葉のマッチが素晴らしいと実感。

続いて、森山くんの同期(36)秋月くんへバトンタッチ。
懐かしい「四季食(堂)」のお話に始まって、絆のお話へ。
秋月くんは『僕こそミュージック』を披露。
佐々木君の伴奏との相性が微妙なところもあったが、素晴らしく巧い。

続いては大越くん。
秋月くんとは【秋】での『アスペクツ・オブ・ラブ』で一緒だったというエピソード。
絵に囲まれた「アート・カフェ・フレンズ」の中で、絵画のお話。
『アスペクツ・オブ・ラブ』も絵画が登場する物語だけど、
秋月くんは絵画も嗜むそうで、
たぶんハインデルの)ヴィクトリアの絵を模写しているとのこと。
大越くんは『ブイドイ』を選曲しました。
ここでの『ミス・サイゴン』の解説が、相変わらず、上手い。
前回の『ジキル&ハイド』の解説も解り易かった。
この『ブイドイ』は、後ろに男達をコーラスで従えての厚みのあるもので、快感。

続いては、36期の同期メンバーで『星のさだめ』。
歌い渡してゆくのが、ちょっと微妙だけれど(笑)曲の良さは負けない(*^^)
続いて、秋月くんのダンスをフィーチャーして、
大越くんと秋月くんの『踊り明かそう』で1部の終了。

15分の休憩の後、2部へと。。。

2部は、瀧澤くん作詞による『アート・カフェ・フレンズ』でスタート。
メロディーは『オー・シャンゼリゼ(Les Champs-Élysées )』だ。

2部では、初めての試みで「お客さんの質問に答える時間」が用意されました。
これは人数が少ないから?の策だと思うんだけど、
どうせなら1部から導入すればよかったかな、、、いろんな意味で段取りがね(笑)

最初に選ばれた質問は「女性のパートを歌う時の留意点」。
この質問の向こう側には、つまり「歌唱時の意識」というテーマですね。
「役の気持ち」になったり「女性になりきったり」、
逆に「自分自身で歌う」という意識もあるそうです。
ただ、赤瀬くんが言いましたが、
「女性のパートを歌ったことが無いけど、特に女性を意識しない」
というのが、たぶん一番自然なんだろうなぁ、、、と思ったり。
また、大越くんの「人としてどういう思いなのか」が大切というのも納得。

ここで、ピアノの佐々木くんが一曲。
『クレイジー・フォー・ユー』でも歌われる、
Someone to watching over me』のスロー版でした。
こうして佐々木くんのソロを聴くと、実に饒舌なジャズ・ピアノですね。
だから、もしかすると、
ちょっとボーカルとの相性は難しい部分があるかもしれないなぁ。

続いては、瀧澤くん。
瀧澤くんが引いた質問は「好きな動物は?」で、
「猫が好きだけれど、猫アレルギーだ」という素晴らしいオチもありました。
で、歌ったのは、カンツォーネの『オー・レソ・ミオ』でした。

続いては赤瀬くん。質問は「足のサイズ」という可愛いもの。
回答は「大きいです」でした。
「手も大きくて、野球の選手にと言われた」という思い出も披露。
さて、歌は『ひとりの悲しみ』というタイトルの曲。
実は、これ、前回話題にした『また逢う日まで』のひとつ前のもの。
つまり、ズー・ニー・ブーが唄ったバージョンです。

続いては森山くん。
質問は「森山さんの、歌とトークの時の表情のギャップが堪りません」、
「イノッチに似ていると言われませんか?」という、すごいピンポイント質問。
回答は「2回ほど言われました」とのこと。
歌は、シャ乱Qの『シングルベッド』。
ステージを部屋に見立ててのパフォーマンスが、なかなか楽しかった。

続いては、大越くん。
質問は「『男達のUTAGE』に女性が加わることはあるのか?」で、
回答したのは瀧澤くんで、いわく「あると思います」でした(笑)
歌は、大越くんのオリジナルで『北からの風に乗って』。
前回に大越くんが唄った『青春の旅立ち』にも似た歌でした。

そして、最後は秋月くん。
質問は「好きな温泉地、観光地」
秋月くんは大分の出身との事で、湯布院が好きで、
ニューヨークという街が好きなのだそうです。
歌は、秋月くんが出演予定の舞台『ホーム』から『出されなかった手紙』。
いかにもミュージカルな曲で、とても素晴らしいパフォーマンスだった。

全員で『人間になりたがった猫』から、『すてきな友達』。
しかも、今は唄われていない2番も聞かせてくれました。
やっぱり、この面子で劇団四季の楽曲を聴くと、ほっこりします(笑)

メンバーの、さまざまな告知に続いて、
(ほんとは、その告知こそ、ここに書くべきなのか(笑))
恒例の『上を向いて歩こう』で締めて、
カーテンコールには『翼をください』で、【White】は完成しました。

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コメント

やはり、「冒険」が必要という部分もありますね。

僕が、僕であるために、
昨日の僕に、勝ち続けなければならない。。。のです(*^^)

投稿: みかん星人 | 2010年11月11日 (木) 午後 04時21分

はい!同感です。
ほんと舞台でかけめぐって欲しいです。
瀧澤さんはぞうさんが最後でした。
こどもたち大量に連れて行ったときにちゃんと対応してくれた姿が・・・「かっこいい!!」ってこどもたち大騒ぎでしたから。
赤瀬さんのJCSとか兵隊さんとかほんとすきだったんで・・・

頑張って欲しいです!!

投稿: ハイタカ | 2010年11月10日 (水) 午前 10時59分

ハイタカさん、コメントありがとう。

劇団四季を出てきてしまった人たちですが、
結局、劇団四季の「作品」は、好きなんですよね(笑)

「観に行ってくださいね、、、良い作品です」と、何度も言ってました。。。

けど。。。やっぱり、このメンバーたちが駆け巡る姿が観たい(笑)
実際、退団して、それでも舞台で「重要なポジション」に居る俳優は、多くないですもの。

頑張って、ある意味、見返してほしいものです(笑)

投稿: みかん星人 | 2010年11月 9日 (火) 午後 05時38分

いいなあライヴ。このメンバーで人猫ナンバーはほっこりします

投稿: ハイタカ | 2010年11月 8日 (月) 午後 02時57分

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