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2010年9月17日 (金)

『ヒックとドラゴン』 2D 字幕版

映画館で同じ映画を観ることは、時々ある。
『タイタニック』は数回観たと思うし、
『オペラ座の怪人』は、かなり、観た。

久しぶりに4回も観たのが、『ヒックとドラゴン』だ。
最初は試写会、続いて封切り直後、そして違う3Dシステムで、、、
今回は、当初から一番望んでいた「字幕版」つまり、オリジナル音声だ!

Dragon05

なんといっても楽しみだったのが、
それこそ『オペラ座の怪人』でファントムだった、ジェラルドバトラーの声。
ヒックの父、バイキングの統率者・ストイックの役がそれだ。

で、吹き替え版の田中正彦氏の吹き替えが上手いのもあって、
「あー、そんなには違わないか、、、」と思っていたのだけれど、
最後、ストイックがトゥースに掛ける台詞が、違っていた。。。
あのバトラーの台詞まわしで、親子の物語がとても深い部分で結了したと思う。

ヒックの声は、
むしろ逆に、「吹き替え版の田谷隼くんに似ている」と思えるぐらいで(笑)
おどけた感じの軽妙さが、オリジナルにもあったのだと再確認。
しかしながら、このオリジナルのジェイバルチェルくんは、
『ナイト・ミュージアム2』や『ファンボーイズ』に出ていたり、
最近の『魔法使いの弟子』に主演?(笑)するほどのコメディ系統なので、
これは「高校生白書」みたいな雰囲気があるんだろうなぁ。

で、ヒックのセリフ(オリジナルでは、ちゃんと「ヒカップHiccup」という発音)は、
アクティブな場面で、その「ノリ」が圧倒的に違う。
トゥース(これもオリジナルでは「トゥースレス」と呼ばれる)の背中で、
空を駆け巡っているときの臨場感が、たぶん英語だからもあって、とても良い。
特に自信をつけたヒックがトゥースと一体となって飛ぶラストは、
もう、そのまま心に響いてくる迫力があって、やはり強烈だ。

字幕版は、当初から東京1館、大阪1館だけの公開で、
東京のピカデリーでの公開は数週間で終わってしまった。
ここにきて、品川の映画館にかかってくれて、ようやく観られたのだけれど、
贅沢をいうなら、3Dで、字幕なしで、オリジナル音声というのが観たい。
六本木の映画館辺りで、そういう企画、してくれないかなぁ。。。

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