『ヒックとドラゴン』 2D 字幕版
なんといっても楽しみだったのが、
それこそ『オペラ座の怪人』でファントムだった、ジェラルドバトラーの声。
ヒックの父、バイキングの統率者・ストイックの役がそれだ。
で、吹き替え版の田中正彦氏の吹き替えが上手いのもあって、
「あー、そんなには違わないか、、、」と思っていたのだけれど、
最後、ストイックがトゥースに掛ける台詞が、違っていた。。。
あのバトラーの台詞まわしで、親子の物語がとても深い部分で結了したと思う。
ヒックの声は、
むしろ逆に、「吹き替え版の田谷隼くんに似ている」と思えるぐらいで(笑)
おどけた感じの軽妙さが、オリジナルにもあったのだと再確認。
しかしながら、このオリジナルのジェイバルチェルくんは、
『ナイト・ミュージアム2』や『ファンボーイズ』に出ていたり、
最近の『魔法使いの弟子』に主演?(笑)するほどのコメディ系統なので、
これは「高校生白書」みたいな雰囲気があるんだろうなぁ。
で、ヒックのセリフ(オリジナルでは、ちゃんと「ヒカップHiccup」という発音)は、
アクティブな場面で、その「ノリ」が圧倒的に違う。
トゥース(これもオリジナルでは「トゥースレス」と呼ばれる)の背中で、
空を駆け巡っているときの臨場感が、たぶん英語だからもあって、とても良い。
特に自信をつけたヒックがトゥースと一体となって飛ぶラストは、
もう、そのまま心に響いてくる迫力があって、やはり強烈だ。
字幕版は、当初から東京1館、大阪1館だけの公開で、
東京のピカデリーでの公開は数週間で終わってしまった。
ここにきて、品川の映画館にかかってくれて、ようやく観られたのだけれど、
贅沢をいうなら、3Dで、字幕なしで、オリジナル音声というのが観たい。
六本木の映画館辺りで、そういう企画、してくれないかなぁ。。。
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