『ヒックとドラゴン』
この夏の映画、特にアニメ映画は、かなりの激戦だ。
待望の『トイ・ストーリー3』が立体でやってくるし、
スタジオジブリの『借りぐらしのアリエッティ』も汐留を中心に強力布陣だ。
もちろん「ポケモン」、「ケロロ」もあるし、「アンパンマン」もくる。
さらには「赤毛のアン」と「みつばちハッチ」まで公開される。
そんな中、少々遅めの、8月7日からロードショー公開されるのが、
ドリームワークスの『ヒックとドラゴン』という立体アニメ映画。
詳しい事は、いつものように公式ページでご覧頂こう。
ただし、最近の例に漏れず、ここでも宣伝過多で、ヨロシク無い。
特に、もし本編を観る予定なら、「予告編3」は、観てはいけない。
(そもそも、宣伝コピーからして、内容に踏み込みすぎ)
公式ページを「ちらっ」とみて「!」を感じたなら、
みかん星人を信じて、内容を見聞きしないようにして映画館へ行こう。
そう、ともかくこの映画は、面白い!
3D映画として製作されているが、
今回は2Dにして日本語吹き替え版での鑑賞。
スピード感のある映像なので、吹き替えが良いと思うが、、、
「ジェラルドバトラー」が声優陣にいるので、ちょっと迷いどころ。
3D映画らしい画の作りを随所で見かけたので、
これはきっと3Dでの鑑賞は楽しいと思う。
ただし、値段は高いしメガネは重い。
それに、さっきも言ったけれど、スピード感があるので、酔うかもしれない。
このスピード感は、「ドラゴン」の飛翔によるものなのだけれど、
さまざまな部分に「スタジオ・ジブリ」の影響を感じた。
「をを、今のは『ラビュタ』だな!」なんて思いながら観ていたり。。。
監督は、
ディズニーの『リロ&スティッチ』を監督した「クリス サンダース」。
なので、
ドラゴン側の主役「トゥース」には、いろんなところに「スティッチ」を感じる。
特に、「トゥース」と「ヒック」の交流が始まる辺りでは、
もう、まんま、「スティッチ」な「トゥース」でいっぱい。
(みかん星人にはその魅力が分からない)「スティッチ」が好きな人には、
この映画でのドラゴンに、同じ魅力を感じる事になるだろう。
実質90分強と軽快なこの『ヒックとドラゴン』の魅力は、
「映像で説明している」という点にあると思う。
台詞ではなく、画で物語を進めて行くので、
そもそも言葉を話さないドラゴンとの交流がとても滑らかに感じられる。
(もしかしたら、人間の台詞を全部カットしても成立するかもしれない)
また、何気ない伏線が張られていて、それが見事に回収されるのも心地よいし、
なによりも「痛快」であることが、この作品最大の魅力だろう。
ファンタジーの割には、
いやむしろファンタジーであるからこその、用意された結末が強靭でもある。
また、ぜひとも今度は3Dで再見したい作品だ。
で、観おわって、やや興奮気味の彼らは、パフェ攻略を目論んだ。
タガー君の、虎視眈々な表情が、「トゥース」を真似てるようで、かわゆし。
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コメント
ハイタカさん、コメントありがとう。
「ドラゴン百科事典」みたいなのが出てくるんですよ(笑)
で、これがまた、いろいろあったりするんですけどぉ。。。
アリエッティーには触手が動かないので、
ハイタカさんの感想をお待ちしています!
投稿: みかん星人 | 2010年7月 8日 (木) 午後 02時07分
うふふ・・先日映画を観にいって、予告を見てから・・・もうメロメロでした。
みかん星人さんのお勧めがあればもうバッチリデスね。
こういうお話弱いんだな~。ドラゴン好きだし(笑)
前売り買いに行きます!!
トイストーリーにアリエッティ(これは床下の小人たち好きに取っては・・・冒険なのですが・・・別物魔法必要かしら・・・)
ヒックとドラゴンとほんとアニメ映画戦争楽しみですね
投稿: ハイタカ | 2010年7月 7日 (水) 午後 02時34分
柴さん、コメントありがとう。
ともかく「痛快」です。
観ている間じゅう、なんだかとても幸せでしたもの。
それと、前売券を買いましょう。。。オマケが可愛すぎます。
投稿: みかん星人 | 2010年7月 6日 (火) 午後 11時21分
この映画、テレビで少しだけ宣伝を見て、気になっていたんですよ!!!!
みかん星人さんがオススメとおっしゃるなら間違いなしですね♪
ぜひ見に行きたいと思います^^
投稿: 柴 | 2010年7月 5日 (月) 午後 10時56分