四季劇場【夏】 内覧会
2010年7月11日に、
『美女と野獣』で杮落としをする【夏】劇場を、一足早く、みせてもらった。
所在地などは公式のこれをご覧頂くとして、
「大井町駅」から歩いて5分も掛からないこの場所は、品川区だ。
いまはもう無い【五反田・大崎キャッツシアター】も品川区で、
どうやらこの【夏】劇場の成立は、その【キャッツシアター】の成功、つまり、
「地域の人たちの生活に文化で潤いを」と考える品川区(擬人化)の思惑と、
劇団四季の都合が合致した結果のようだ。
(ほぼ)完成した劇場は、その名も、
”Theatre d’Ete”
と、劇団らしくフランス語だ(仏語なので、本当はeに記号がつく)
で、外観は、こんな感じ。。。
うわー、派手だなぁ、、、と思って中に入ると、、、
中は「ガンダム」みたいなカラーリングだった(笑)
(その辺りは、劇場に行ってのお楽しみ)
客席数は1200席。
【海】劇場とほぼ同じで、構造的にも似ていると思った。
1階の座席は1列目まで設置されていたけれど、
もちろんオーケストラピットの設置が可能。
売られている『美女と野獣』の座席は3列目からなので、杮落としは生演奏という事だ!
座席の背には「傘挿し」は無い。横浜のキャッツシアターと同じだね。
たぶん、濡れた傘が客席に入るのが嫌なんだろう(笑)
雨の日には、入り口でビニールが配られるそうだ。
舞台は開口の高い、劇団四季らしいもの。
奈落は4mもあるので、『ライオンキング』もちゃんとできる(笑)
93本の「バトン」が用意されていて、オペラもできるかもしれない。
これは「上手(かみて:舞台向かって右側)」の写真だけど、
麻色のロープが「バトン」を上げ下げする仕組で、間隔は15cmとの事。
ともかく、これほどに高い天井になっているのだ。
ロビーは広く、もちろん「クローク」や「売店」もある。
まだ、設えられてなかったけれどね。
2階には「カフェ」のようなものも作られるらしい。
トイレも見せてもらった。面白い工夫がしてあるので、乞うご期待。
ちなみに、その案内版の1つがこれなのだけれど、なかなかユニーク。
さまざまな演目が想定されるので、
【キャッツシアター】のような「特化」した部分はないということだ。
が、この劇場は、ほかのどの劇場にも先駆けて、
最先端の仕組が設置される。
それが「スマートチケット」というシステムだ。
今日の内覧会では、劇場への入場に際して、
その仕組のデモンストレーションがあった。
で、そのお話は、明日の心だぁ
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