
鬼丸昌也さんの挑戦 テラ・ルネッサンス 2
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書評

「『心を育てる』感動コミック」も6冊目。
此度の『テラ・ルネッサンスⅡ』を読んで、
このコミックが目指しているものが分からなくなった気がする。
これまで、私は、この【感動コミック】について、
「面白い、独特な、興味深い人や組織を描いたコミック」
という認識を持っていて、だから、
「どうして、そういう人物・組織が成り立ったのか」
に関心を持ちつつ読んでいたところがあった。
最初に読んだ「美容室バグジー」は、まさにそんな展開で、
「どうして、あの美容室は、成功したのか」
という物語として素直に読むことができた。
しかしながら、この「テラ・ルネッサンス」シリーズは、ちょっと違う。
【Ⅰ】の時にも少し感じていたのだけれど、この組織に関しては、
「この組織が、どうやって誕生して、どのように活動をしているのか」
という、その組織そのものを描いているというよりも、
「この組織は、なにに出会い、なにを見て、なにを提供しているのか」
が描かれていて、
「テラ・ルネッサンス」という組織そのものは、あまり描かれていない。
確かに、描かれているエピソードは強烈で感動的だ。
ニュースでさらっと語られる戦争・内乱・紛争が、
ニュースを聞く者と同じ「一人の命」にとってどれほど苛烈な事なのかを思い知る。
また、【教育】の意味や意義も考えさせられるし、
バングラディシュで始まった【マイクロ・クレジット】が、
ウガンダでも行われている事は知らなかった。
(ルワンダやカメルーンでも実施されているという)
例えば、、、
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