『FRESH MUSICAL CONCERT』VERSION2
すみません。。。瀧澤行則くんが出るイケメンたちのコンサート、
瀧澤くん以外、全然知らない子たちでした。
モトシキの子でさえ、知りませんでした。
(いかに、集中して観ているかがバレます)
ひさしぶりにお会いした瀧澤くんは、
“イケメン”なんて軽い言葉で言い表してはいけないような、
とっても素敵な大人の男になってました。
アスペクツのときは、幼さが残る、笑顔がかわいい青年でしたが、
今日の瀧澤くんは、ジェントルマンでしたヨ。
かっこ良かったのは、第二部のオープニング、“NINE”でのダンスシーン。
手の動きに表情があって、瀧澤くんって、ダンサーなんだ、、、と改めて思いました。
その瀧澤くん、一人だけ先にはけて、
次は真っ赤なシャツをはおって、ソロナンバーを披露。
そう、本日の皆さんの衣装、自前?
結構、数、着替えてたけど、ステージじゃないと着れないようなものばかりで、
全部、自前だとしたら衣装代、大変そう。
瀧澤くん、ほしい衣装があったら言って! ワラワが買ってあげる!
まあ、今日のところは、蜜柑とサクランボという事で。。。
曲目は、続きに
【第一部】
『ワン』 全員
『トゥモロー』 瀧澤行則
『僕の願い』 秋月新也
『ブイドイ』 武田岳士
『あざみの歌』 鈴木 聡
『花よ』 仲代奈緒
『僕こそミュージック』 花田雄一郎
『カフェ・ソング』 山本芳樹
『この素晴らしき世界』 小島良太
『君住む街角』 伊藤丈雄
『飛び方を忘れた小さな鳥』 本橋陵江
『ゴーザディスタンス』 秋月新也、瀧澤行則
『オンマイオウン』 仲代奈緒
『メモリー』 山本芳樹
【第二部】
『NINE』 インストゥルメント&ダンス
『ろくでなし』 瀧澤行則
『時は来た』 小島良太
『ベストフレンド』 仲代奈緒
『マリア』 鈴木 聡
『エーデルワイス』 伊藤丈雄
『WHY GOD WHY』 山本芳樹
『素敵な友達』 花田雄一郎
『愛の歌』 秋月新也
『STARS』 武田岳士
『ゲッセマネ』 鈴木 聡
『I've never been in love before』 伊藤丈雄
『スターライトエキスプレス』 瀧澤行則、花田雄一郎
『銀の竜の背に乗って』 仲代奈緒
『愛せぬならば』 秋月新也
『愛した日々に悔いはない』 全員
【アンコール】
『スーパースター』 沢木 順+全員
(タイトル表記は、入場時に配付されたプログラムによりました)
ゲストダンサー:望月由弥
ピアニスト:伊藤辰哉
ナビゲーター:沢木 順
今回は、会場の時間制限もあって、沢木ナビのMCも少なめ。
そのせいもあってか、若干集中力(求心力)が少ないコンサートに感じた。
また、その時間制限のある「立派なホール」も、
若手の多い出演者にとっては、少々窮屈だったかもしれない。
最もパワフルで表現力に富んでいたのは、
ある意味で当たり前なのだけれど、ピアニストの伊藤くん。
アンコールの『スーパースター』でも一番ハジケていたのが可愛い。
我らが瀧澤くんは、
やっぱりステージに乗ると、そのスタイルの良さが際立つ。
まるでマンガに出てくるような長い手足にスッキリとした容姿。
『スターライトエキスプレス』での歌唱は特に良かった。
もう少しマイクの扱いに成熟すると、金棒かな。
と、いうか、このライブ、本当に「マイク」が必要なのだろうか?
180席余りのこのホールで、ピアノの伴奏だけ(時にカラオケ)。
もしかしたら、マイク無しで挑んでも伝わるのではないだろうか?
(ちなみに、1960年代のブロードウェイまでは、基本マイク無し)
余談になるが、
概して「ミュージカル俳優」はハンドマイクの使い方が下手だ。
ヘッドセットや、床に配されたマイクは「使い方」など無いけれど、
ハンドマイクは、使い方が大きくものをいう。
劇団四季の「S&D」でも、
ハンドマイクになると、息の音が「ボコボコ」とうるさくてかなわない。
で、瀧澤くんに限らずこの日の出演者も、概ね、
マイクの使い方がいまひとつだった。
それでも、Ver1の時に書いたように、
花田くんは「息が総て音になっている」ので吹き音が起き無いし、
さすがの沢木ナビは、『スーパースター』の熱唱でも、
いちども「ぼこっ」とならなかった。。。。力量の差が違い過ぎるか(笑)
実は、それでも、一人だけ、
マイクの使い方が圧倒的に上手い人がいた。
それは、プロの歌手、仲代奈緒さんだ。
「あー、歌手って、こんなにも『歌』を大切にしているんだ」とすら感じた。
彼女のお陰で、また別の発見もあった。
仲代さんは「ミュージカルの曲」ではなく、普通の「歌」を唄った。
普通の「歌」と「ミュージカル曲」の違いは、その独立性だろう。
要するに「歌は3分間のドラマ」であり、物語がその中で完結するのだ。
仲代さんが歌った曲を聞いて、改めてこの違いを強く感じたし、
それは、いわゆる、
「ジュークボックス・ミュージカル」に感じる違和感への回答でもあった。
(各個に完結している「歌」を並べて物語を作る難しさ、とか、とか)
特に、『銀の竜の背に乗って』は圧巻。
みかん星人はこのオリジナルを知らずに聞けたお陰もあって、
この歌の世界に一気に放り込まれてしまった。
『ミュージカル・プレイ』が、あるいは、時に『映画』もだけれど、
2時間をかけて描くドラマが、
このたった数分の「歌」の中に濃密に存在していた。
不思議な事に、
仲代さんの『銀の竜の背に乗って』に感じた総てが、
帰宅して見たこの曲のPVそのものだったから、ますます驚いてしまった。
ともあれ、
登場した全員に「余地」を感じるコンサートでした。
はやくも、来年1月のVersion3が決まったようですし、
年に2回はやると決めたようなので、
これからの『FRESH MUSICAL CONCERT』も楽しみにしましょう。
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コメント
naru67さん、コメントありがとう。
「親ゆずりの情感」を感じる歌唱でした>『ゲッセマネ』
ただ、上にも書きましたが、
このVer2での「イケメン」達は、
ホールの威厳に圧されたのか、どうも小さくまとまっている感があって、
特に、聡さんのパフォーマンスは、Ver1で私が感じた快活さが無かったのが残念。
ダンスは、『NINE』の全員ダンスだけでなく、
いろんな曲の背景で、望月さんと秋月くんが踊ってました。
曲の初めから終わりまで踊るというのではなく、
ポイントに出てきて盛り上げるという感じで、いい演出だと感じました。
けれど、ステージが狭いのか、振り付けが限定的で、ちょっともの足りない。
『メモリー』の後ろでの望月さんダンスは、かなり良かったのですが。。。
投稿: みかん星人 | 2010年5月19日 (水) 午後 11時14分
曲を見てびっくり!
さとし君がゲッセマネ歌ったんですか!
行かれなかったのが残念!
やっぱり、ダンスもあったんですね!!
投稿: naru67 | 2010年5月19日 (水) 午前 12時26分