『わたしを 読んで ください』 @ 福祉ネットワーク
以前、こちらの記事で紹介した、
『リビング・ライブラリー』
に関するテレビ番組が、NHK教育で放送された。
2009年12月に京都で開館された『リビング・ライブラリー』を、
なかなか丁寧に紹介してあり、好感の持てる番組になっていた。
1月27日の午後1時20分から再放送があるので、
『リビング・ライブラリー』に関心がある方は、ぜひ。
やはり、これらの【本】は、興味深いものだと思う。
想像の中、あるいは想像もできない状況を経験している人達も、
向き合って話を聞けば、自分の中にある「思い」と同じものをもっている。
特に『リビング・ライブラリー』の意義を感じたのは、
【読み手】が自分の事を語り始めた瞬間だ。
「特別である」という事で綴られている本か、
実は、その根本においては「普遍」であり、
逆にいえば、誰もが「特別である」という事を強く認識できた。
例えば、自分の職業を語るとき、
もっといえば、自分が経験した恋愛を語ることすらも、
設立の目的とは違う意味になってしまうが、
誰もが『リビング・ライブラリー』として存在しているのだと思う。
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