『エンジェル・イヤーズ・ストーリー』 by 演劇集団キャラメルボックス
演劇集団キャラメルボックスの新作を観てきた。
キャラメルボックスの芝居を観るのは、久しぶり。
この前観たのは「クロノス・シリーズ」で、2008年2月のこと。
ちなみに、
来年早春には、この「クロノス・シリーズ」の新作が掛かるらしい。
閑話休題
2009年クリスマスツアーのタイトルは、
『エンジェル・イヤーズ・ストーリー』。
「イヤーズ」は"Years"ではなくて"Ears"、
つまり『天使の耳の物語』というわけ。
1961年生まれの中年男性が主人公。
48歳になった彼は、いままで、すべてが順調だと信じていた。
ところが、ふとした出来事から、彼は息子の嘘を知ってしまう。
更に、その時のイザコザで頭を強打したことから、
ひとの「心の声」が聴こえるようになってしまう。
1年半ぶりにキャラメルボックスの舞台をみたくせに、
こんなことを言うのはおこがましいけれど、
「久しぶりに、キャラメルボックスらしい作品を観た」と感じた。
みかん星人にとって「キャラメルボックス」の根幹は、
けっして「子どもの頃の傷を大人になって解消する話」などではなく、
大人の視線で描かれた、大人同士の純愛物語にあると思うし、
その原動力は「守りたいものを必死で守る」という決心にあると思う。
そういう意味で、今回の舞台は、
まさに「キャラメルボックスらしさ満載の舞台」と言えるだろう。
サスペンスも交えて、最後までワクワクしながら観る事ができる。
できる、、ハズだ、、、
もし、この不思議で魅力的な演出に混乱しなければ、だけれど(笑)
実のところ、この作品は、物語よりも、その演出に魅力がある。
ここ数年の間に観た舞台芸術の中でも、
『プレイ・ウイズアウト・ワーズ』に並ぶ演出の面白さだ。
既にチケットを手にしているキャラメルボックス・ファン、
あるいは、劇場で初めてこの演出に戸惑ってみたいという人は、
「続き」を読まずに、もちろん他の情報も読まずに、劇場へどうぞ。
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