みかん星人が最も魅了されるミュージカル『アイーダ』が、東京で開く。
6年前、大阪で開幕という異例のスタートを切ったこのミュージカルは、
東京に来るかと思っていたら京都へ移り、福岡、名古屋へと移った。
だから『アイーダ』というと、旅をして逢いに行くというイメージがある。
ブログの右側にある検索でアイーダを調べると、
大阪で3つ、京都で4つ、福岡で7つ、名古屋で8つの記事を書いてある。
(勿論その多くが、観劇50回以上を誇るあの人の「今日の福井くんレポート」)
福岡と名古屋が多いのは、イベントが多かった事によるもので、
特に「伝説」とも言うべき『福岡Spirit!』は、
アイーダ・カンパニーが持っているパワーが伝わってくるイベントだった。
これらの記事の中でも書いているが、
『アイーダ』はどの劇場でも録音オケで上演されていて、
「東京に来たら、絶対に生演奏!」と願っていた。
が、残念ながら、というか、遺憾ながら、これは叶わなかった。
「いままで観てきたアイーダと同じ」だから、まあ、良いか(笑)
さて、改めて『アイーダ』の魅力について書いてみよう。
先ずは、【物語】だ。
敬愛するティムライス氏が紡ぎあげた物語は、
オペラで高らかに感情を歌い上げる人物たちの内面を掘り下げ、
例えば、
「なぜアムネリスは、ヌビア人のアイーダを認め、妹とまで呼んだのか?」
という部分にまで踏み込み、そして一層感動的な結末へと導く。
また、
狂言回しとも云うべき『メレブ』という役を用意する事で、
「ヌビア民族からの視線」を織り込み、
ラダメスの父『ゾーザー』を用意する事で、
「3組の親子の物語」をも表現する事に成功している。
ただし、物語が持っている力は、
演じる俳優によって大きく左右されるので、要注意だ(笑)
【物語】に続いては、『アイーダ』の【音楽】について。
【音楽】を担当したのは、
同じディズニーの『ライオンキング』でもティムライスと組んだ、エルトンジョン。
これまで物語を中心にした記事を多く書いてきたが、
実は、みかん星人がこの作品で最初にほれ込んだのは、音楽だった。
『ライオンキング』の音楽はそれほどエルトン臭くなかったのに対して、
この『アイーダ』の音楽は、どこをとっても、
「これ、エルトンジョンだよね」と分かってしまう、感じてしまう曲たちだ。
例えば、冒頭の『勝利ほほえむ』は、
エルトンが1973年に出したアルバム『Goodbye Yellow Brick Road 』の一曲、
『土曜の夜は僕の生きがい(Saturday Night's Alright For Fighting )』
という有名な曲に通じるものがある。
(ちなみに、この『Goodbye Yellow Brick Road 』のYellow Brick Roadとは、
オズの魔法使いに出てくる「黄色いレンガの路」のこと)
ついでに、こんな楽しいビデオを見つけたので、リンクを張っちゃおう。
特にどの部分が、どう、という訳では無いけれど、
『アイーダ』の曲を知っている人は、その原点を感じると思うし、
まだ観ていない人は、こういうポップな曲で綴られるミュージカルだと感じてほしい。
『ブルースはお好き?』(PVが大傑作)
『僕の歌は君の歌』(有名すぎるけどね。。。)
『僕を救ったプリマドンナ』(まさに名曲。このVのエルトンが私の最初のイメージ)
おまけ。。。こんなのあったんだ。
さて、【物語】、【音楽】ときて、もう一つの要素は、
舞台そのものが魅力的であり、特にトニー賞を取った【照明】に関する事。
【物語】と【音楽】は俳優によって千変万化するけれど、
舞台そのものが持っている魅力は、それを越えて、観る者を魅了するだろう。
この部分に関しては、
舞台を観る楽しみを損なう可能性があるので詳しくは書かない。
(そういう意味で、公式ページで公開されてるリハーサルの映像は過剰だ)
ただ、複数回見るのなら、ぜひ一度、二階席から見てほしいと思う。
とまあ、いろいろと語りたくなる作品だけれど、
いよいよ明日から、海劇場で上演される。
そして、その公開リハーサルを見学してきた。
以下、本日のキャストに言及しています!
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