『ウエスト・サイド・ストーリー』 @ オーチャードホール
劇団四季のこのページにもあるように、
『West Side Story』(WSS)は1957年9月26日に開幕したそうだ。
それから50周年の2007年に「ワールドツアー公演」がはじまり、
それが、ようやく日本にやってきた。
来日したのは、「ワールドツアー版」なので、
2009年3月に開幕して「トニー賞・ミュージカル助演女優賞」をとった、
「アーサーロレンツ」の演出によるブロードウェイの舞台とは違う。
(だから、話題になったスペイン語はあまり聴けなかった)
先の劇団四季のページに「唯一のオリジナル演出」とあるのだけれど、
この舞台を観て、その意味がよく分かった。
映画と劇団四季のWSSとはかなり違う印象の舞台なのだ。
冒頭「オーバーチュア」が無いのはともかくとして、
舞台の上に、ほとんどずーっと、あの印象的な階段のあるビルのセットがあって、
そこに「ドックの店」も「ブライダルショップ」もある(笑)
(「オーバーチュア」に関して。。。。
『オリジナル・ブロードウェイ・キャスト盤 』には「オーバーチュア」が無い。
また、調べてみると、舞台と映画とでは「オーバーチュア」の中身が違うらしい)
見た目の一番の違いは衣装かな。
ダンス場面でのベルナルドの印象的なスーツは、
赤いジャンパーの延長のように、真っ赤なスーツになっていたりするし、
ジェット団のガールズが、ショートパンツミニスカートで登場する場面があったりする。
演出での違いとしては、ダンスパーティーの展開が早かったり、
ドックの店でジェット対シャークの?野球大会がおこなわれたりするけど、
最も大きな違いは『サムウェア』かもしれない。
冒頭にいきなりトニーがマリアをリフトして、やがて人数が増えて、
そして3組がリフトをするその中には、トニーとマリアは居ない。
これは、トニーとマリアが始めた事が次第に伝播して行く印象となって、
「ああ。。。そうか」と思う。
何度も書いているが、みかん星人はこの作品の物語が好きになれない。
字幕を観なくても分かるかな?という若干の楽しみを抱いて臨んだこの舞台でも、
やはりあの結末は好きにはなれない、、、ものの、
「ああ。。。そうか」と、改めてこのWSSについて考える場面がとても多かった。
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