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2009年6月26日 (金)

『まぼろしの市街戦』

珍しく、、、というか、初めてかな?放送された映画に関するお話。
あ、もちろん(?)、レーザーディスクで持っているので、
放送されたのだけを観て、それで書いているというのではないのだけれど・・・

いやいや、、、本当のラストって、やっぱり、ああだっんだ!

ずーっと昔、、、3つほど昔?(爆)に、
たぶん、日仏会館かどこかで観たとき、
それまでテレビで何度か観た「印象的なラスト」と違うラストだった気がしていたけれど、
今日、それを再確認。
(LD収録のラストは、その入り口で終っている<過去のテレビ放送と同じ)

あー、それにしても、実に素晴らしい映画だと思う。
映画って、お金とか俳優じゃないんだよなぁ。。。やっぱり、本だ(笑)
というか「アイディア」かな。
いま公開されている『築城せよ!』もそうなんだけど、
「うんうん、それは観てみたいヨ!」というアイディアあってこそだ。

この『まぼろしの市街戦』は、
「【戦争】という状況で、本当に狂っているのは、だれだろう?」
というテーマを、素敵で美しいアイディアで、とても軽快に描いている。

面白い事に、この映画がもたらす印象は、
中学の時に観た最初の印象と、今日のそれに殆ど違いが無い。
それほど、とても単純で、素直な映画なのだと思う。
今日観て、改めて思ったのは、美しいフランス語の効用、ぐらい。

長く「カルト映画」の代表みたいだったこの映画。
さて、今回の放送は、DVDを安く再発売する契機になるだろうか?

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2010年1月31日(金) LD まぼろしの市街戦 [DVD]出版社/メーカー: 紀伊國屋書店メディア: DVD ジャン・ポール・ベルモンド主演の単純コメディでお馴染みのフィリップ・ド・ブロカ監督。 が本作は、アレハンドロ・ホドロフスキーほどでないが、謎映画。カルト認定だろう。 第一次大戦末期、フランスのある町にドイツ軍が時限爆弾をしかけた。住民は全員避難してしまい、残ったのは精神病院の患者たちだけ。 爆弾の解除の命を受けたイギリスの通信二等兵、その町に到着するや、ドイツ軍に追われ精神病院... [続きを読む]

受信: 2010年2月 1日 (月) 午前 01時35分

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