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2009年6月21日 (日)

『世界報道写真展2009』 @ 東京都写真美術館

ランチタイム@恵比寿。。。というか、ちょっと休憩。

当然、ビールを飲むので、つまみはソーセージだ。
けど、4種のチーズを楽しむピザも捨てがたい。

ただ、タガーくんは、青かびチーズにちょっと尻込み。
リーダーのマンカスくんが挑戦するのを
「をい、、、本当に、それ、喰うのか?」
と、見守っておりました。。。

Pizza

さて、少しパワーを回復したところで、再び写真美術館へ!

下の記事に書いた『プレス・カメラマン・ストーリー』展に続いて、
2008年の報道写真の中から選ばれた、
「世界報道写真コンテスト」の入賞写真の展覧会を観た。

この写真展も「百聞は一見にしかず」だ。
2008年といえば、世界恐慌の入り口もあったし、オリンピックもあったけれど、
岩手県内陸南部で地震があったように、中国でも大地震があったし、
日本で無差別殺傷事件があったように、海外でも酷い事件があったのだ。

『プレス・カメラマン・ストーリー』が「縦の時系列」であったのに対して、
この『世界報道写真展』は「横の時系列」を感じる。

たとえば、中国の大地震で救出された人、そして犠牲者の写真を観たり、
そしてまた、被災した人々の生活を捉えた写真を見ていると、
地震国日本が「しなければならないこと」が見えてきたりする。

また、最近、妙なCMで耳にする「グアテマラ」という国が、
意外と治安が悪くて、調べてみると「渡航に充分注意」だったりするのだが、
その恐ろしい犯罪の様子が写し出されていて、ものすごく恐かった。

最後のコーナーには、ガザの取材をしたドキュメントが上映されていた。
映像の中で語る彼の地の人々を見ていると、
「知らない」では済まされないのだと思う。
この「知らない」というのは、出来事そのものではなくて、
「人間は、社会は、国家は、こういう事をしてしまうんだ」
という事だろうと思う。

カメラマンが「その場所にいた」という意味も含めて、
もっと「報道」に関心を持つべきなのだと痛感した展覧会だった。

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コメント

まほちちさん、コメントありがとう。

あ。。。ほんと、最後に、ベア登場ですねぇ
http://www.shiki.gr.jp/closeup/spring_ss/02.html

うーん、、、なんか、しゃくだわ(笑)

投稿: みかん星人 | 2009年6月26日 (金) 午後 04時39分

おはようございます
公式のクローズアップ、「ステージシートのすすめ」みました

てっきりインタビュアーはこちらのタガー君かと思ってしまいました
劇場にタガー君が増殖したら、お連れの人がみんな、みかん星人さんに見えてしまいますね

投稿: まほちち | 2009年6月26日 (金) 午前 10時14分

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