『マダガスカル2』
こういう映画が、基本的に大好きなみかん星人である。
「こういう映画」とは。。。。まず、コメディー映画であること。
あまり説教臭くなく、
3日もすれば大半の場面と物語を忘れてしまえるし、それが惜しくない。
けれど、
観ている間は、仕事を忘れて、観終わった瞬間にリフレッシュを感じる。
更に言えば、ちょっとばかり知的な刺激があるとうれしい。
「どこかで見た構図だ」とか、
「あーその曲をそんな感じで使うのか!」といった刺激だ。
そういう意味で、この『マダガスカル2』は好適だった。
映画『野生のエルザ』のテーマ曲は出てくるし、
『トワイライトゾーン』も『アラビアのロレンス』もいい感じ。
『ジョーズ』に至っては、もう、、、、
そだ、『コパカバーナ』とか「ボストン」が飛んでいたりするのも楽しい。
この映画、ミュージカル仕立てというか、音楽映画なんだけど、
『ウェストサイド物語』が使われていたばかりではなく、
『コーラスライン』や『ニユーヨーク・ニューヨーク』まで出てくる。
そして。。。とうとうやってくれました。。。
『ライオンキング』が、まんま、使われている。
なにしろ、物語の設定自体が、ほとんどLKで、
感動的な場面では、あのマスクを置く場面を思わせる曲まで
もちろん、お子さまむけに、ちょっとだけメッセージもある。
特に、シマウマのマーティに関するお話は、面白い。
「同胞」を求めていた彼の前に現れる数百の「そっくりな同胞」たち。
とうとうであった山ほどの「同胞」を前に、
それでもマーティは「ぼくの得意技」を披露するが。。。
なんと、「同胞」たちにもそれができてしまう。
「自分は特別」と思っていていた価値を失い、
大親友のアレックスにまで特定されない不安を感じるマーティ。
さて、彼は、どこに「自分」を見出すのでしょう?
そして、さて、いつもの彼らは、どこにいるのでしょうか(笑)
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