今日の、李涛くん、、、ワクワクするっ。
『ソング & ダンス 55STEPS』のキャストが興味深いので、行って来た。
目当ては高井さんのパートに入った芝さん。
ですが、福井狂さんは、李涛くんに「ワクワク」だったようです。
李涛くん、イイ!
ラダメスの『勝利ほほえむ』
福井くんとあっくんでは、1箇所、まったく音のとり方が違うフレーズがあるんだけど、
これまでの田中くんは、あっくんバージョンでした。
だけど、李涛くんは、福井くんバージョンなのです。
それだけでワクワクしちゃいました。
55ステップスのパンフ、写真が変わりました。
福井くんの写真が3種。
ハイ!2冊お買い上げ!
行ってよかった♪
えー。。。。
先に、阿久津くんのことになりますが、彼、なんか細くなってました。
彼独特の圧迫感ある「天下のミュージカル・スター」のオーラも感じられなかったし。
加藤さんのパートに入ったらしい大塚くんは、更に細くなっていて、
そして、やっぱりとてもステキに回転していて、素晴らしかった。
さて、目当ての芝さん。とりわけ「ファントム」が楽しみでありました。
『チム・チム・チェリー』での芝さんで「ああ」と感じのだけど、
彼は【自分の楽しさ】を表現するスタイルなのだと再確認。
高井さんの「煙突掃除屋」が【世の中の楽しさ】を表現するのとは違う感じ。
二幕。
『ピラトの夢』は、本当にさすがだと感嘆。
そして、いよいよ『ミュージック・オブ・ザ・ナイト』、、、、なるほど!!
「高井さんって、本当に凄い役者なんだ」
というのが正直な感覚(笑)
というのも、
この『ミュージック・オブ・ザ・ナイト』が本来持っているべき「優しさ」、
或いはベタな言い方をすれば「慈愛」が、芝ファントムには感じられなかった。
これが他の曲、例えば『オペラ座の怪人』とか『ポイント・オブ・ノーリターン』だったら、
きっと「やっぱり芝ファントムが観たい!」と素直に思えたかもしれない。
けれど、このミュージカルの中でも、最も慈愛に溢れ、
クリスティーヌを魅了する力を表現しなければならないこの曲で、
どうも、芝ファントムには「我」を感じてしまう、、、仕草も含めて。
ただし”心のおもむくまま”の部分は、芝節が全面に出で快哉だけどね。
そこで、改めて『オペラ座の怪人』という物語の中での「ファントム」という存在が、
「怪人」でありながらも「ファントム:phantom 幻覚、妄想、錯覚」なのだと気付く。
そう、ファントムはクリスティーヌの幻覚である可能性も、あるのねー。。。と思う。
だとしたら、やっぱり、この、
「現実感の強い、おやぢの匂いがする芝ファントム」では違う気がする。
この辺りは、いつかまた『オペラ座の怪人』を観た時に考えてみよう。
・・・それはいつだろう?
ともかく、芝ファントムに戸惑ったまま『エビータ』を眺めていた。
やっぱりチェにハンドマイクは要らないと思うし、
エビータはヘッドセットなのだから、ここは直してくれないかなーなんて思っていると、
今度は『スターライト・エクスプレス』での芝さんだ。
これも、みかん星人としては、芝さんの「マテリアル」な感じよりも、
高井さんの「スピリチュアル」な空気の方が好きだ。
そう、ファントムも同じなんだよね。。。
芝ファントムは肉体的、高井ファントムは精神的な存在。
こうしてみると、高井さんのパートって、いわゆる「孤高」な感じがあるのね。
もう一人のファントム、大好きな村さんが入ってくれたら、駆けつけるんだけどなぁ。
ともかく、このS&Dは、妙なアイテムなんか作ったり写真を配ったりしないで、
じゃんじゃんキャストを変えてくれれば、間違いなく連日満席だと思う。
11月に更新されていたプログラムを観て、改めて駒の多さに驚いたもの。
いったい、明戸さんは、どのパートで出るんだろう、、、とかね(笑)
実は、今回3度目かな?の鑑賞で、
「あー、、、こうだったらいいのに」と感じる事が数点あった。
もし、もう一度観る機会があったら、そんなことも絡めて書きたいなぁ。。。
書いても、意味無いんだけど(笑)
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コメント
やー。。。。そうなんですけどネ>リンク
冒頭と、最後の幕前だけ「ベテラン・アム」で、
古代は、ピチピチの「お嬢様・アム」という。。。
もちろん、衣装で「同じ人だぁ」と、解る人は解るという感じで(笑)
(そもそも彫像のアムは王となってからの姿なので、それなりにベテランなお年頃のハズだし・・・)
ダメですかねー。。。ダメでしょうね(笑)
私も、いやおうなく、たくさん貢献しそうです。
・・・ラダメス次第かもしれませんが・・・
営業はできませんが、このブログを捧げますよ
投稿: みかん星人 | 2009年1月22日 (木) 午前 12時12分
>ファッションショーのアムネリスは違う人、ってのは、ダメなんですかね(爆)
って賛成!?って一瞬思っちゃいましたが、ダメですよー
最後とリンクしなくなっちゃうじゃないですか!!!
あれはリンクするのがまた…なワケ?なんですから★
はぁ、アイーダが見たいです。。。
売り上げに沢山タクサン貢献するのに、営業だってタダで自ら進んでやるのにー(笑)
投稿: 柴 | 2009年1月20日 (火) 午後 11時14分
hiroさん、コメントありがとう。
そうです。。。観ないとダメです(笑)
観た人だけが、勝手な幻覚を語れるのです
そういう意味でも、はやく東で『アイーダ』をやってほしいですねー
55を観ながら、ちょっと思ったのですが。。。。
)
博物館のアムネリスは早水さんで、
ファッションショーのアムネリスは違う人、ってのは、ダメなんですかね(爆)
だって、早水さんの『愛の物語』は、すばらしく熟していて、
ちょっと涙目になりながら聴き入ってしまったんですもの・・・・
(早水さんにファッションショーが無理だ、、、と言っているのではない、つもり
投稿: みかん星人 | 2009年1月20日 (火) 午前 12時20分
柴さん、コメントありがとう。
そうですね。。。「歌だけ取り出して聴かせる」というこの演目では、
芝さんによっても『ミュージック・オブ・ザ・ナイト』の楽曲の良さは十二分に伝わるでしょうし、
「わくわく感」を出すには最高かもしれませんね。
それに、実際に芝さんが『オペラ座の怪人』でファントムになったなら、
その演目の中では、彼なりにもっと深い解釈のファントムが聴けると思います。
(実際、この55での歌唱は、それこそ「あの阿久津くん」でさえ、
『星のさだめ』ではラダメスに成り切ってない部分を感じますから)
李涛くんのタガーも素晴らしかったですね。
あのタガーからグリザへの繋ぎは、この55でも数少ない名場面かも(爆)
また『勝利ほほえむ』での彼は、エジプトの将軍というよりも、
もっとアウトローで、例えば海賊的な雰囲気のある、
ある意味で「新しいラダメス像」を感じさせるパフォーマンスでした。
本気で「イザ!」って感じ、ステキでしたよー。
投稿: みかん星人 | 2009年1月20日 (火) 午前 12時15分
「アイーダ」LOVEなので、「福井さんと阿久津さんの音のとり方が違うフレーズ」
)
わかりま~す
昨年、写真が増えたと聞いたので、京都で改訂版パンフを買いました!
(何を観に行ってんだか
芝ファントムはとっても興味があるのですが、高井ファントムとの違い、
読んでいて納得…
しかし、やっぱり観ないとね
投稿: hiro | 2009年1月18日 (日) 午後 05時35分
芝さんのファントムと高井さんのファントムの違い、納得です!!!
だから違和感なし(55では)に感じたのかなぁと。
ただ1曲の「歌」であって、他を感じなかったので。。。
クリスティーヌやラウルの存在を感じると芝ファントムは浮くのかもしれませんねー。
そしてそして、やっぱりリータオは素敵ですよね♪♪
パンフはチェックしてこなかったので、次回チェックしてきます!!!
投稿: 柴 | 2009年1月18日 (日) 午後 01時36分