今日の、劇団四季
55年前の今日、劇団四季は、いまの「四季劇場」からそれほど遠くない、
港区役所の近くにある、「中央労働委員会」の会館で、
『アルデールまたは聖女』という演目で旗揚げしたそうだ。
(みかん星人が地球に来る7年前のことだ)
大町にある『四季演劇資料館』で上映されているビデオの中でも、
その千穐楽の日が大雪だったエピソードが出ていたけれど、
ともかく、大寒のこの季節に、劇団四季はスタートしたということだ。
そして、今日、自由劇場で、この『アルデールまたは聖女』が開幕した。
たった15回しかないこの舞台の初日を、ふとしたきっかけで、取ってしまった(笑)
15回しかないのにも関わらず、セットはなかなか豪勢。
登場する役者も、我らが花代ちゃんを筆頭に
味方&栗原の曲者コンビと、
これこそある意味【聖女】の野村玲子さんに次代を担う田邊くん。
しかしながら、この舞台の主演は俳優座の志村要氏なのが、複雑なところ。
55周年の記念すべき舞台のセンターに立つのが客演というのが、
55年たったこの劇団の「台所事情」といったところか。。。
いやしかし、団さんの「バベット」は、近くで見たい。。。
【コメディ】というような事を読んでいたように思ったけれど、
実際の舞台は、そんなに単純で明快に割り切れる物語では無いものだった。
正直、これを旗揚げに選んでいた事を知って、
「劇団四季」に対する印象が少し変ってしまったぐらい。
2幕3場のこの舞台は、1幕は確かに「艶笑コメディ」であるけれど、
2幕の1場は「台詞劇」となってちょっと難解。
そして2幕の2場は、、、なるほど、そういう結末か、、、と、驚く。
知っている人には結末暴露になってしまうけれど(笑)
これは『8人の女たち』という映画(舞台にもなった)に近いものがある。
そもそも、自由劇場でのストレートプレイは全演目を観ているので、
この『アルデールまたは聖女』も観る予定でいた。
が、さすがに初日に駆けつけるほどの関心も無く、
前日予約で充分と思っていたのだけれど。。。
五反田の猫屋敷にイケメンが3匹も揃ってしまったのに、
仕事を休まないと行けない状況のあの人が、
「やっぱり、木曜のマチネに行く」
といい出して、その「ついで」にポチッとしてしまった次第。
というわけで、もちろん、イケメン3匹のレポートが、今日のメイン!(爆)
おやすみー1週間ぶりだけど、
1週間ぐらいなら変わり映えしないよな、、、ミスト席だし、、、と思ったら、、、
福井くん、
“武闘会のしたくを!!”
って、そんなにドスのきいた声、出さなくても、みんな支度するヨ。。。
ほら、みんな「武闘会」になってる~
勢いあまって、あんなことや、こんなことを!
その壱 福井マンカス、ポーズ決めるはずの位置で止まれない。
その弐 “いろいろな生き方の猫をお目にかけよう”バリバリ営業スマイル。
その参 福井マンカス、ゴキちゃんの泡だて器を取り上げちゃった。
その四 岩崎ミスト、回転しすぎで立ち位置がどんどんズレて、
スポットライトから外れて、音楽より早めにポーズ。
その五 岸スキンブル、“お~ど~ろいたもんだ♪”、声デカ!
思わず“うるさい!”と言っちゃいました。
その六 武藤タガー、
“お~ど~ろいたもんだ♪”で、センターの一番後ろまで走っていった。
そんなタガー見たことない。
なんか今日はみんなヘン!
岩崎くん、青いシャドウがすごく目立つ。
福井くんも、青いシャドウ入ってるけど、そんなに目立たないよ。
岩崎くん、彫りが深い顔だから、目立つのかも?
そう、岩崎くんってイケメンだよね。
だけど、ミストって、イケメンである必要はないよな。
武藤さん、手に表情が出る人だね。
あんなに手で表現するタガーって、武藤さん以外にはいない。
福井くんは、一瞬、一瞬、手先がピタッと決まる。
それがとてもキレイで魅力的ですが、武藤さんの手は止まらない。
話しても話し足りないって感じで、クルクル動く。
そうそう、武藤さんのタガーナンバーをオーブンの上から見守る福井くんの表情が優しい。
微笑ましく見守っているって感じでした。
おまけ 「アルデールまたは聖女」
福井くん、将軍の長男・マキシム役にピッタリだ!
舞台では、会話の中でしか出てこないんだけど、
何人も女がいるのに、弟の彼女を妻にして、でもベトナムに行きっぱなしで、
そこで女遊びしているという長男。
福井くんが演じる姿がありありと浮かんじゃいました。
長男の福井くんと弟の田邊くんが、
長男の妻となった花代ちゃんをめぐって対立する姿を舞台で観てみたい!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
hiroさん、コメントありがとう。
レポメモ、大切です。
私は、手帳を片手に観ている、変なおぢさんですけれど。。。
阿久津くんのマキシムですかぁ。。。どーかなぁ(笑)
(実際、永遠にこの舞台には登場しないんですけれど・・・)
確かに「ラダメス」の要素が必要ですね。
つまり「確信持って前進する奴」という部分。
ただ、なんというか、包容力?信頼?という部分で、
「結局、最後、ナタリィは自ら進んでマキシムの腕の中に包まれる」
という予感を持てるのは、福井くんだけ、のように感じました。
まあ、、、
田邊くんも含めて、みんな「ラム・タム・タガー」なので、
「グリドルボーンの気分次第」」かもしれません<意味無し
投稿: みかん星人 | 2009年1月24日 (土) 午後 06時59分
ハイタカさん、コメントありがとう。
え゛ー。。。ご自分で確認しないと「幻覚作用」は起きないですよ(笑)
まあ。。。私も、この冬を上手く乗り切らないと、
夏の「アダムパスカル詣で」が苦しくなると思いますけど。
投稿: みかん星人 | 2009年1月24日 (土) 午後 06時53分
あと3週間の辛抱…
観劇数が少ないのでレポメモ片手に観てきます。
アルデールのマキシム役阿久津さんがぴったりと言われてる方もいらっしゃいました。
ラダメスがお似合いの方がいいのかな
投稿: hiro | 2009年1月24日 (土) 午後 01時51分
満足・満足。(笑)
イケメン3匹堪能させていただきました。
遠征は・・・しなくてすみそうです。
2月遠征費用捻出に四苦八苦しております。
投稿: ハイタカ | 2009年1月24日 (土) 午前 10時07分
ひろさん、コメントありがとうございます。
今日も、猫達を楽しんでいただけで、何よりでございます。
ジェリクルは、まさに「つう」にはたまらない席で、
左はネーミングでのタガー、右は「何にもしないタガー」が楽しめます。
また、
右ではやくざなマンカス、左ではカーテンコールで帰ってゆくマンカスの可愛いバイバイが!
ぜひ、レポートを!
投稿: みかん星人 | 2009年1月24日 (土) 午前 08時55分
こんばんは。
今日も「猫のレポート」笑わせて、いや楽しく読ませて頂きました(^O^)。
今度の日曜日に初めての席JGで観て来ます。
福井さんのリーダー姿も勿論楽しみだけど、武藤さんの「タガー」もワクワクしちゃいますね。
…でも、
私としては、もう一度マンゴ武藤さんを観たい!!なんて思ったりします。数年前とても衝撃的だったんです。
投稿: ひろ | 2009年1月23日 (金) 午後 11時34分