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2009年1月10日 (土)

『むかしむかし ゾウがきた』 by 劇団四季 @ 練馬文化センターこぶしホール

【こころの劇場】プロジェクトの1本『むかしむかしゾウがきた』が地元に来たので、
「練馬文化センター友の会」でチケットを取って、観に行ってきた。

これ、500席の自由劇場に掛かっていた時、
「行こうかな?」と思ったけれど、なんとなく行きそびれてしまった演目。
今回は約1500席もあるホールでの公演だけれど、
大きなホールで、演劇擦れしていない人達に囲まれての観劇は、新鮮だった
一幕のクライマックスで身を乗り出して夢中になっている人あり、
二幕最後の場面で、前の席の背板にしがみついて泣きながら見ている子どもあり、
まさに「舞台と一体になって楽む」というお客さんがいっぱい。
終演後に主要キャストがロビーで「お見送り」をしてくれたのだけれど、
そこでも、青山さんに「おっきいんだぁ」と声を掛ける子どもがとても楽しそうで、
「パフォーマンス」と「リアリティ」が、驚きと共に、滑らかにつながっていた。

物語は、どこかで読んだ感じで、呆れるほどに単純。
けれど、その「見せかた」がじつに上手い。
つまり、演出が良い。
特に一幕のクライマックスでの演出は見事。
ありそうな演出なのに、思い返してみても、
ああいう空気の表現は、これまで他の舞台でみた事がないかもしれない。

ただ、二幕の冒頭では「どこかで見たような振り付け」が多かった(笑)
もっとも、その「ディミータ&ボンバルリーナ」のダンスのような、
あるいは「ピラミッド」を建てたりしそうなダンスも、なんかほほえましい(笑)
それに、やっぱりこの劇団の群舞は気持ちいい。

そうそう、、、この舞台には、
「我が唯一のダンスの師匠」である菊池先生と、
「我が唯一のダンスの兄貴」である瀧澤くんが出ている。
特に、瀧澤くんは久しぶりに観たけれど、台詞が多くてびっくり。
それにしても、この時に、
「ファミリー・ミュージカルで活躍したい」と答えてくれた彼が、
いまもこうしてそこに居てくれて、活躍しているのは、本当に嬉しかった。

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