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2008年12月31日 (水)

2008年に観た演劇

引き続き、お芝居のお話。

こちらも、観劇回数が激減。
余裕が無いと、芸術に触れる気力が無くなるものですねぇ。

ハムレット』劇団四季@自由劇場

アイーダ 千穐楽』劇団四季@新名古屋ミュージカル劇場

『Endless SHOCK!』@帝国劇場

ウエディング・シンガー』@日生劇場

『美女と野獣』劇団四季@ALSOKホール

君がいた時間 ぼくが行く時間』演劇集団キャラメルボックス@サンシャイン劇場

アイーダ』@新国立劇場

祝祭音楽劇 トゥーランドット』@赤坂ACTシアター

SEMPO』@新国立劇場

どん底』@シアターコクーン

赤毛のアン』劇団四季@自由劇場

鹿鳴館』劇団新派@新橋演舞場

思い出を売る男』劇団四季@自由劇場

ウェストサイド物語』劇団四季@京都劇場

ミス・サイゴン』@帝国劇場

デュエット』@シアタークリエ

LOVE LETTERS』@ル テアトル銀座

愛陀姫』@歌舞伎座

トロイ戦争は起こらないだろう』劇団四季@自由劇場

ウィキッド』劇団四季@海劇場

『ブラックコメディー』劇団四季@自由劇場

劇団四季ソング&ダンス 55ステップス』@秋劇場

銀河鉄道の夜 アルタイル公演』劇団ひまわり@あうるすぽっと

RENT』@シアタークリエ

キャッツ』劇団四季@キャッツシアター

リンク先は、このブログの記事ですので、無理に辿らなくてもOK(笑)

今年は、複数回の『キャッツ』などを一度として、25本の舞台を鑑賞。
2007年の32本、2006年の47本に比べると、やはり減少。
まあ、普通の人に比べれば、かなり多くて、
それこそ、少ない人の「生涯観劇回数」に匹敵したりしそうだ(笑)

演劇に関しても、今年の「印象」を。

どうも、「ミュージカル」が安売りされている気がする。
「ミュージカル」という言葉に甘え、それだけで客を呼べると思っているのかも。
その典型が『祝祭音楽劇 トゥーランドット』だ。
記事の中でも書いたけれど、これは「ミュージカル」にする必要が無い舞台だった。
登場人物すべてに唄わせてしまった事で、舞台が台無しになった感がある。
演出や、演技がよく出来ていただけに、惜しい。
 (似たような例に、劇団四季の『南十字星』を挙げておこう(爆))

もうひとつは『SEMPO』における「未熟なミュージカル・スタイル」を挙げよう。
この舞台も、物語、役者、曲と、どれもなかなか素晴らしいものだったけど、
おそらく演出の問題で、総てが有機的に絡んでなかった。
具体的にいうと、「歌」が物語を止めてしまう場面が何度もあって、
ミュージカルの魅力である「歌唱による感情表現」が機能してなかった。
演出を全面的に見直したなら、海外にも輸出できる舞台になるだろう。

逆に、気楽にミュージカルを楽しめる作品も多くて、
『ウエディング・シンガー』などは、ベテラン・ミュージカル・スター達のお陰で、
他愛も無い物語なのに、素晴らしい感動と満足を与えてくれた。
『デュエット』も、ミュージカルとしての楽しさに溢れていた作品だけれど、
こちらは、別の要因、おそらく中途半端な演出、で、萌えなかった。
中途半端という意味では『RENT』も不完全燃焼だったなぁ。
この二つは、元が良いだけに、苦労する作品なんだろうけど、
適材な役者を選んで、奇をてらわず着実に演出すれば、楽しくなる。

「元の良さ」を強烈に感じたのは、初めて観た「新派」の舞台。
『鹿鳴館』という戯曲をストレートに表現する事で、
原作が持っている「華やかさ」が見事に再現されていた。
劇団四季の演出が無駄に力強すぎるものに比べると、快感ですらあった。

快感という意味では、
やはりライス&エルトン版の『アイーダ』に勝るものは無い。
Fゼッフィレッリの演出によるオペラの『アイーダ』も素晴らしかったけれど、
ミュージカルの『アイーダ』が与えてくれる痺れるような快感には及ばない。
一日でも早く、できれば東京で、再演される事を期待して、
2008年を締めくくろうと思う。

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コメント

>みかん星人さま
ミュージカルは四季と宝塚と☆新感線、たまさかの蜷川さんしか拝見できていません。お江戸ではたくさん上演されているのですね。
来年は、ラ・マンチャの男が関西初なんですよ。格差ありますね~。
ワタクシは、四季の三島さんから一人歩きした鹿鳴館大好きです。なんか、乗り越えた気がします。また、見たいな…。

投稿: とみ | 2008年12月31日 (水) 午後 09時06分

おとみさん、コメントありがとう。
今年も、いろいろと楽しかったですね!

新感線はゲキシネでしか観てないみかん星人です。
来年には、機会があるといいなぁ。
『ラ・マンチャの男』は小屋を選ぶのでしょうか?
そういえば、東京から出て行かない演目かもしれませんね。

確かに四季の『鹿鳴館』は「演劇」としてよく出来ていたと思います。
それも、これも、原点知ってのことかもしれませんね。
「演劇」というのは「映画」と違って再現性が全く無いので、
さまざまな舞台をみて、自分の中にだけある座標を確立する要がありますね。

2009年は、その原点がいっそう明確になるといいなぁ。。。

来年もよろしくです。

投稿: みかん星人 | 2008年12月31日 (水) 午後 11時47分

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