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2008年12月21日 (日)

『ミーアキャット』試写会 @ 上野動物園「動物園ホール」

ちょっと珍しい場所で『ミーアキャット』を観てきた。

この映画は、過日亡くなったポールニューマンの遺作なのだけれど、
彼はナレーションだけで、登場するのは。。。彼ら。

Meerkat

(上を見ているのは、見張り役だから・・・らしいけど、天井はガラス張り)
そう、南アフリカの「カラハリ砂漠」に生きている体長30センチの動物、
「ミーアキャット」とその取り巻き達だ。

試写を観た【ちょっと珍しい場所】というのは、こちら。

Hall2

東京は台東区上野にある「上野動物園」の「動物園ホール」で、
中は、こんな感じ。。。

Hall1

昼間の13時から始まったこのイベントは、
まず、上野動物園の園長・小宮輝之さんの挨拶で始まった。
園長が若かった頃、多摩動物園に来た「ミーアキャット」の逸話が面白い。
檻から逃げ出した1頭が、意外に簡単に捕まった経緯が、この映画の伏線の様。

続いて、上野動物園で「ミーアキャット」を担当している多田和美さんの講演。
「ミーアキャット」という名前とは違って、彼らは「マングース」の仲間であり、
好物が「サソリ」で、その毒に耐性がある事などが分かった。
これ、映画をみる前に知っていると、意外に面白い。
「ハブ対マングース」なんてのを連想しておけるからね(笑)

そう、映画の原題も『The Meerkats』なんだけど、
その綴りで分かる通り、CatsじゃなくてKatsなのよ。。。蘭語だから。

それから、「ミーアキャット」は群社会を形成する動物で、
その中で子どもを生むのは、たった一組の優れた雌雄だけなのだそうだ。
つまり、余程で無いと「はぐれて一人で生きるミーアキャット」なんて居ないのだ。。。。
まして、イボイノシシや子ライオンと仲良くなれて、
チャールストンが踊れてしまう、ハクナマタタな奴なんて。。。

そうそう、最初の写真も上野動物園で撮ったものだけど、
彼ら「ミーアキャット」を園内で探すのにちょっと手間取った。
「ミーアキャット」は【西園】にある「小獣館」にいる。
上野駅から行くと、なかなか距離があるので、覚悟して行こう。

さて、映画の内容に関して、ちょっとだけ書いておこう。

主人公に設定されているのが、生まれて間もない【コロ】と命名された個体。

5匹兄弟の彼には、頼りになる「兄」が居て、
その群は、父母となった雌雄を合わせて10頭ほどか。
 (ちなみに、上野動物園のミーアキャットは7匹だそうです)

その主人公【コロ】が、頼りになる「兄」のもとで成長し、
いろんな経験をする、、、という、人間に分かりやすく構築された物語。
巣穴の中も綺麗に見せるカメラはとても不思議だけれど、
そもそも、この物語を綺麗に伝えてくれる映像を撮った手腕が凄い。
ミーアキャットだけでなく、鷲といった鳥や、獰猛なライオンまで間近に捕える。

しかもこの「物語」結末がなかなか見事に織り成されていて、
まるで三谷幸喜の脚本みたい、、、と思っていたら、
この試写会は「吹き替え版」でナレーターが三谷氏だった(笑)

ともかく、物語の工夫で映像を上手く紡いでいたとしても、
実際に主役の【コロ】が次第に成長する様子には心打たれる。
 (ただし、人間的な感情を当てはめるのは、如何なものかと思う(笑))

この試写会、なぜか子どもが多かったのだけれど、
少なくとも、私より前に座っていた子どもで、この映画に集中している子はいなかった。
実際、この映画は、仕方ないけれど、ややナレーションに頼りすぎ。
しかも、その日本語版が「役者ではない人物」だから、
映画に吸い込まれるような魅力を感じない。
もしかしたら、ナレーションが無い方が、良いのかも(笑)
 (ポールニューマンの声でも聞いたみたいなぁ・・・)

場所(劇場)か場所だけに、ちょっと「画の迫力」に欠けていたが、
これ、予告編にあるほどの美しさで観られたなら、なかなか良いとおもう。
来年1月10日からの公開だそうだが、
意外とデート映画として、83分だし、お薦めかもしれない。

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