今日の、福井晶一くん、、、メリークリスマス!
今日の観劇は、久しぶりの「マンカストラップ握手席」。
後ろから2列目で「全体が見渡せる」という意味では絶好の席。
ここに座るのは大変に久しぶりなのだけれど、
やはり「ど真ん中」から観る舞台は、すばらしい。
「ジェリクル・ボール」の場面では、
全体がどう動いているのかがよく分かるので、
「上手い」という動きがとても目立つ。(もちろん、逆も目立つ)
そもそも、物語がない(笑)舞台だから、
「その場で注目を集める猫」がその場の主役で、物語そのものと言えるけど、
その「その場で目立つ猫」もまた、この席からは、とても分かり易い。
(そーいえば、お隣で観ていた方々は、開幕前に、
「物語を全く知らないから、すっごく楽しみなの」
と会話されていたけれど、さて、楽しめたのだろうか?)
注目を集めるという意味では、やはり「ラム・タム・タガー」は凄い。
もちろん、この日のタガーは福井くん。
彼の、それまでとは少し違うハジケブリのタガーが楽しかったし、
どことなく「台詞のように歌う」様子に「55」の影響を感じたりした。
そうそう、「ミストフェリーズ」を呼び寄せる直前の場面で、
タガーは、彼自身のシルエットと戯れるように踊るのだけれど、
それを完全に楽しめるのも「センター後方席」の楽しみだし、
そのシルエットの美しさも、福井くん独特の色気があると感じられた。
カーテンコールに関しては、既に記事があるのでそちらを読んで頂こう。
ただ、年に一度のジェリクルムーンを待ちわびる彼らにとって、
とある宗教の行事にどれほどの意味があるのかは、疑問(笑)
だからなのか、今年の特別カーテンコールの冒頭で、
タガーも「猫」であることを感じさせてくれたのは、愉快だった。
(クリスマスよりも、中秋の名月とか、
いや、28日毎の満月の夜に特別な事をした方が楽しかったと思う)
さて、そんな『キャッツ』も来年の春まで。
観劇後に食事した場所で、我らがベア達を見かけたスタッフが、
「あ『キャッツ』を観てこられたのですか?うらやましいですね。
私も一度は観たいと思っているんですよ」
と話かけてきた。
来年終わりますよと伝えたら、それもご存知だった
こういう「潜在ファン」がまだまだ居るのになぁ。
あれだけの劇場を無くしてしまうのは、すごく残念だと思う。
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