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2008年8月12日 (火)

『クライマーズ・ハイ』

相変わらず、詳しい事はこちらで。。。
にしても、この公式サイトの情報量は多いぞぉ。
このサイトを見ているだけで、映画を取り巻く人達の「熱」を感じる。

原作は読んで無いし、テレビ版もみていないが、
これだけ重層的な物語をよくまあ140分に上手くまとめたと思う。
実際に起きた事を題材にしている映画だから、
「実際にあった事」の中から何かをそぎ落とし、
そして「架空の物語」を織り込むことになるのだけれど、
そのさじ加減が実に上手く、過不足ない感じがした。

また、ずっと不思議だった『クライマーズ・ハイ』というタイトルも、
描かれた二つの時間軸でのその興奮の極限の対比が上手くて、
ものすごく納得してしまった。
同時に、その「極限状態の興奮」がどんなに人を狂わせるのか、も。

みかん星人が、最近の映画で好きになれないのは、
過剰に揺れるカメラである事は何度も書いたけど、
この『クライマーズ・ハイ』のカメラも、時として安定しない。
が、
この映画でのその不安定感は、なかなかツボだった。
墜落現場での騒乱を冷静に見つめるような安定した画像と、
役者の全身を写した(クロースアップの少ない)画角は、
久しぶりに画に集中できる映画で、
これ、もしかしたら、台詞が無くても伝わる映画かもしれませんね。

また、役者の演技が「嫌になるほど」濃密で、
 (まあ、新聞の拡販と紙面の表裏一体は解ってはいるものの、辟易する)
それが「そうかもしれないなぁ」という枠のギリギリに納まっているのも良い。

それにしても、報道メディアというのは、いかがわしいものだなぁ。

携帯電話もインターネットも無いあの当時、
テレビやラジオ、そして新聞が「報道メディア」で、
そのニュースソースを一般人が知る事は不可能だった。
もちろん、インターネットが普及した今日だって、
「ガセ」や「やらせ」は幾らでもあるだろうけれど、
「調べようと思えば調べられる」時代になった。

確かに、今世紀の「9・11」に関してすら様々な憶測が飛んで、
特に『ユナイテッド93』などは謎だらけだけれどね。

もし、当時、インターネットがあったら、どんな結末だったのかなぁ。
 (メディア・リテラシーの問題ってことか、、、
  しかし↑この言葉は、なんとかならんもんかなぁ。。。日本語に)

もちろん、23年前のちょうど今頃に失われてしまった、
520人の命は、戻ってくるわけでは無いけれど。

改めて、合掌。

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