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2008年7月19日 (土)

『voice of summer'08』 by 杉山清貴

そもそも、音楽ライブがとても久しぶり。
久しくライブに行かない間に、
大好きだった『ボサ・ド・マーゴ』が活動を休止していてびっくりしたり。
まあ、サザンだって(また)休むって言っているなぁ(笑)
ジルベルト爺さんがまた来るのか。。。と驚いて見せたり。

で、そんな音楽砂漠だったところに、
あの杉山清貴くんが地元・練馬に来てくれると云う朗報。
『voice of summer'08』と題されたこれは、恒例のアコツアー。
練馬文化センターの小さいホール(600人)を満席にしてくれました。

全部で18曲をギター一本で弾き語るのだけど、
前半の選曲が、なんとも素敵。
「ぼくの隣の大好きな君」
が登場するこれらの曲達は、どの曲でも愛しい人を思わせてくれる。
もちろん、そこには「喜び」とか「安心」だけではなくて、
「焦燥感」も「苛立ち」も「喪失感」すらもあるんだけれど、
「それを感じさせてくれる人と出会えた」
という、ある種のプライドが背骨に在って、いつもながら、心地よい。

それに、杉山くんがこんなにラブソングだけを歌うのも、驚きだった。

で、もちろん、後半では、
「『崖の上のポニョ」の歌が頭から離れない」
に始まって、子どもの環境なんて話題も出てちょっと安心したけど(笑)
ともかく、この記事でも書いたように、杉山くんのライブを見ていると、
すごく「仕事」をしたくなる(笑)
いや、つまり、世の中としっかりと向き合って、自分自身を生きたいと思う。

みかん星人は、自分自身を奇跡のように幸福な奴だと思っている。
財産は別にしてもあらゆる物に恵まれて、有難味もわかっているつもり。
そして、だからこそ「この命を大切にしたい」と思うし、
最高に生かしてやりたいとも思う。

もう、二度と、この命を楽しむ事はできないのだから。

杉山くんの音楽には、私にとって、そんな力のある存在なのでした。

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