『ウェディング・シンガー』再び。。。
5回目の公演に続いて、28回目の舞台も観てきた。
たった35公演しか無いので、
「慣れた頃には終わっている」という感じ(笑)だけど、
さすがにミュージカルに慣れた役者が多いからか、
「随分良くなったなぁ・・・」という感じは無くて、
「やっぱり、この人達、この舞台で楽しんでいるなぁ」という印象が強い。
それでも、ヒロインは本当に良くなってた。
相変わらず「微妙に早口」というか、
「妙に慌てて喋っている」気配はあるんだけど、
力まずに歌っていましたし、
なにより表情がいい感じで、ますます可愛かった。
カーテンコールで、
ドレスの裾を持ち上げて小走りで出てくるのも。。。よい。
好きになった時の例に漏れず、
この『ウェディング・シンガー』のCDも購入。
仕事しながら、歩きながら、運転しながら聞いているけれど、
やはり、この舞台が持っている魅力の9割は、音楽だなぁ。
特に冒頭の『君の結婚式』は実に素晴らしい。
「未来は輝き、希望に満ち溢れ、総ての事が上手く行く」
という予感に心が躍る。。。
それは、もちろん、
みかん星人が20代だった頃の雰囲気をまとっているからだろう。
この曲を聴くだけで元気になれるのだから、音楽好きで良かった(笑)
舞台を観て、わずかに感じていた「違和感」も、CDを聞いていて納得。
日本のこの舞台は、ロビーが若すぎるんだなぁ
井上くんはまだ30歳になってないそうだけれど、
映画のロビーを演じたアダムサンドラーは当事32歳。
ブロードウェイ公演でのロビーを演じたStephen Lynchは35歳。
「30歳を過ぎたのに、まだウェディング・シンガーしてる俺」
という切羽詰った感じが、井上くんには無い。。。
これが、違和感。
(そういう意味で鈴木サミーのどん詰まり感が実に絶妙!)
とうとう終わってしまうこの舞台だけど、ぜひ再演を期待したい。
2009年の後半、井上くんが30歳になった頃に、ぜひ!
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