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2008年2月24日 (日)

『ウェディング・シンガー』再び。。。

5回目の公演に続いて、28回目の舞台も観てきた。

たった35公演しか無いので、
「慣れた頃には終わっている」という感じ(笑)だけど、
さすがにミュージカルに慣れた役者が多いからか、
「随分良くなったなぁ・・・」という感じは無くて、
「やっぱり、この人達、この舞台で楽しんでいるなぁ」という印象が強い。

それでも、ヒロインは本当に良くなってた。

相変わらず「微妙に早口」というか、
「妙に慌てて喋っている」気配はあるんだけど、
力まずに歌っていましたし、
なにより表情がいい感じで、ますます可愛かった。

カーテンコールで、
ドレスの裾を持ち上げて小走りで出てくるのも。。。よい。

好きになった時の例に漏れず、
この『ウェディング・シンガー』のCDも購入。

仕事しながら、歩きながら、運転しながら聞いているけれど、
やはり、この舞台が持っている魅力の9割は、音楽だなぁ。
特に冒頭の『君の結婚式』は実に素晴らしい。
「未来は輝き、希望に満ち溢れ、総ての事が上手く行く」
という予感に心が躍る。。。

それは、もちろん、
みかん星人が20代だった頃の雰囲気をまとっているからだろう。
この曲を聴くだけで元気になれるのだから、音楽好きで良かった(笑)

舞台を観て、わずかに感じていた「違和感」も、CDを聞いていて納得。
日本のこの舞台は、ロビーが若すぎるんだなぁ

井上くんはまだ30歳になってないそうだけれど、
映画のロビーを演じたアダムサンドラーは当事32歳。
ブロードウェイ公演でのロビーを演じたStephen Lynchは35歳。

「30歳を過ぎたのに、まだウェディング・シンガーしてる俺」

という切羽詰った感じが、井上くんには無い。。。
これが、違和感。
 (そういう意味で鈴木サミーのどん詰まり感が実に絶妙!)

とうとう終わってしまうこの舞台だけど、ぜひ再演を期待したい。
2009年の後半、井上くんが30歳になった頃に、ぜひ!

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