『キャッツ』
「荒川 務さんが、マンカストラップになる」
という素晴らしい情報を得まして、
『アイーダ』千秋楽のチケットを取れた興奮をまといつつ、五反田へ。
台風の影響を受けた雨の中、12時50分に劇場に着くと、
まだ8枚の当日券がありました。。。2階のセンターですけれど(笑)
(驚いた事に、このマチネでは、JGに学生の団体がいました!!!)
さて、五反田に初めて登場した「荒川マンカス」は、
なんと「阿久津タガー」を従えていましたが(笑)実に爽やかな人、、、いや、ネコ。
冒頭のヘッドライトに、ちゃんと微妙に遅れて反応する辺りから、もう、面白い。
最高に面白いのは、上手に立っての長い台詞。
「ナイフで切ってしまえそうな静寂」が、なんとなくカラフルに見える気がする、
ちょっと色っぽい、説得力がある、流暢な台詞まわしなのです。
ソロのダンスは流石の上手さ綺麗さでしたが、
メス猫のリフトは、ちよっと不安で、最初のカッサンドラは中途半端。
それでも「失敗」に見せない辺りが本当に綺麗。
そう、、、やっぱり体の動きが物凄く綺麗なんですねぇ。
ちょっとした手の動きも、指先まで、とっても綺麗に動くのです。
(で、それが2階席2列目から解るのだから、すごい)
ただ、マキャヴィティを追いかける時には迫力が無いし、
「ヤクザなマンカス」もなんか妙に可愛い。。。
(ここでの「尻込みする阿久津タガー」は必見です!)
ともかく、荒川さんがマンカスをできるというのを知らなかったので、
もの凄ーく楽しめた、得した気分の『キャッツ』でありました。
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コメント
ハイタカさん、コメントありがとう。
ほー。。。媚薬ですかぁ。。。
いやいや、、、
荒川マンカスこそ、麝香の香りがする生きた媚薬でした。
・・・そういう意味では、かなりタガー寄りのマンカストラップですね。
うーん。。。。マンカス・タガーとでも言いましょうか、
あるいは、、、ラム・タム・トラップ?
投稿: みかん星人 | 2007年10月30日 (火) 午前 12時29分
うわ・・・猫行きたくなりました
ううん・・・日帰りで五反田ソワレは難しいのでWSS一本だったのですが・・・くう・・・・
みかん星人様の誘惑のお言葉は・・・もう・・・媚薬ですね(笑)
投稿: ハイタカ | 2007年10月29日 (月) 午後 03時33分
とーふさん、コメントありがとう。
マンカストラップというのは、その様子から受ける印象もあって、
「無彩色」なキャラクターに感じますし、
たとえ悪党(笑)と戦っているときでも、
そのファイティング・スピリッツは燃え上がるというより、
義侠心のような冷静さがあるように見えていたわけです、私には。
ですが、荒川さんのマンカスは、
まるで「夜会」をプロデュースするような華やかさを感じるんです。
金色のマイクを持って、大きなメガネとデカイ蝶ネクタイとかして、
七色のスポットライトを浴びながら、タガーのように、
「紳士淑女のみなさま、年に一度の今宵の舞踏会へようこそ」
と、にこやかに迎えているような気配があるのです。
来週以降も登場してくれるかどうか分かりませんが、
間違いなく「必見」の荒川マンカスであります。
投稿: みかん星人 | 2007年10月28日 (日) 午後 11時38分
ごぶさたしております。
うわー、荒川さんがマンカスなんですね!
色っぽいマンカスですか。。。すっごく見たくなってしまいました!
荒川さんは役によってガラっと雰囲気の変わる御方なので、見るまでは想像ができないような気がしてたのですが、なんとなく脳内にもやもやっと荒川マンカスが浮かんできました。
わたしもご縁をつかまえて会いにいけたらよいなって思います。
投稿: とーふ | 2007年10月28日 (日) 午前 10時54分